プレーオフ基準の選手評価2022、スモール・フォワード編
A「あのさぁ、前から疑問なんやけど…」
B「どした?」
A「この企画ってニコラスに合わせる意味あんの?」
B「まあ、やっぱりこっちはPO基準で、RS基準のニコラスとの対比が面白いってことなんちゃう?」
A「まあ、今回は多分最も期待外れな男が入っとるやろうしな(笑)」
B「ニコラスさんの動画との違いだと、ポジションは今期のPOのものに基づいています」
A「ボヤンじゃなくてオニール、イングラムじゃなくてジョーンズ、KDじゃなくてブルブラやな」
B「あと、エドワーズがSGじゃなくてSFになってます」
A「レブロン、ヘイワード、ポジョはPOに出てないので却下」
B「まあ、レブロンも本当のポジションはもうPFやと思うけどね」
A「あと、今回はミドルトンが2試合しか出ていないので除外して15人になってます」
B「ヤニスをSFにしても良かったんやけど、結構スタメン変わってたからな
まとめ
A「このシリーズも4回目やけど、だいぶん慣れて来たな」
B「今回は最大の出オチがあったけど、基本的にはロール・プレーヤーのスタッツ・チェックが眼目やわな」
A「レジー・ブロックとかロイス・オニールの守備が思ったほど大したことない、とかな(笑)」
B「ダニグリがほとんど3Pしか打ってないとか」
A「来季はカワイが復帰してくるんか」
B「エドワーズはSGになるんやろな」
A「ジミーがPFやってたりして(笑)」
B「ブルブラはナゲッツでは控えに回るんかな?」
A「MPJが元気やったらそうかもな」
B「後は、ブリッジスの得点がどれだけ増えるかとか、ハーブ・ジョンズがさらに成長するか、とか」
A「ロイス・オニールも控えになるんやろなぁ」
B「ブロックとかもそうやけど、その辺は控えになるか微妙なラインやからな」
A「何より、ハンターの健康とダニグリの復活を祈っとります」
15. デマー・デローザン
20.8-5.4-4.5-1.8stl, FG 41.1, TS, 48.1, DIFF 12.2
A「はい、来ました、出オチのデローザン(笑)」
B「今回、というかこのPO基準企画の目的がここにあると言っても過言でもないわな…」
A「オールNBA2ndで、ニコラス動画でも2位(笑)」
B「まあ、いくら相手が守備の硬いバックスといっても、これはあまりに酷いわ…」
A「もう、PO、というか強い相手には通用せんって分かってるのにな(笑)
B「ええ加減、オールNBAとか選んでる人も学習した方がええで…」
A「この効率なら、もうシュート打たん方がええで(笑)」
B「しかも何が酷いって、守備でも大穴になってるってことやな」
A「謎にスティールが多いんやけどな」
B「Ben Taylorが”Midrange King”って呼んでくれてたのに…」
A「裸の王様ってやつやろ(笑)」
B「もう、これ以上は死体蹴りや。次いこ、次」
14. ディロン・ブルックス
14.6-2.7-2.7-1.0stl, FG 34.9, 3P 34.7, TS 44.0, DIFF -4.7
A「そのデローザンより、更に効率が悪かったのがこの男(笑)」
B「なんか体調悪いんかっていうぐらい、シュートが入らんかったな」
A「昨季はPOでも大活躍やったんやが…」
B「SG枠やけど、チクシ君は3位にしてたんやな」
A「そりゃ、25.8-4.2-.2.2-1.4stl, TS 59.5%とか、どこのチームのエースさんですか? って感じやったもん」
B「元々タフショットを打ちがちな選手やから、入らんとなったら厳しいんやろな…」
A「そこで大人しくしとるっていうことが出来んのもキツいわ…」
B「ただ、流石に守備は良いので、デローザンよりはマシだと思います」
13. レジー・ブロック
10.6-4.6-1.7-1.2stl, FG 40.4, 3P 39.7, TS 59.8, DIFF 4.7
A「ブロックは意外と守備が良くなかったな」
B「RSでもDIFFは+1.8やから、良くはないな」
A「3Dだと思ってたんやけど…」
B「ここ数期はずっとこんな感じやから、ニックスも見限ったんやろな」
12. ロイス・オニール
6.2-5.7-1.5, FG 40.0, 3P 28.0, TS 51.6, DIFF -5.8
A「なんか全体的に不調だったオニール」
B「守備でもDIFFは良くなってるけど、チームDFが酷かったわ」
A「外はオニールで守りたいのに、肝心の君が守らんかったらどうなるんや
B「どうなるって、守備が崩壊するんやろ…」
A「しかも、DIFF見ると別に昔も今期のRSも良くはないんやな…」
B「なんか周りが守れんから有難い気がしてただけやったか…」
A「ユタもちょっと前までは守備のチームやったんやけどなぁ…」
11. ダニー・グリーン
8.6-3.1-0.8-1.0stl, FG 40.4, 3P 40.8, TS 57.6, DIFF 0.5
B「最後にエラいことになってしまったダニグリさん」
A「往年の守備力はないけど、きっちり3Pを決めるのは流石」
B「この人が偉いんは余計なことをせんことよ」
A「FGA7.4の内、3PA 6.3って、ほとんど3Pしか打ってない(笑)」
B「あれだけ攻撃のタレントがおるんやから、いらんことせんのが賢明やで
A「そういう意味でやっぱり賢い選手なんやけどなぁ…」
B「復活をお祈りしております…」
10. ハーバート・ジョーンズ
10.7-3.3-1.8-1.8stl, FG 47.7, 3P 41.7, TS 59.6, DIFF 2.0
A「守備の評判はいいのに、それが数字に反映されない不思議な男」
B「POにかぎってやけど、3Pは-9.5%やけど、2Pが+6.8%になっとる」
A「まあ、守備の弱いチームにおると、ヘルプとかに引きずり出されて不利な状態で守備して、数字が悪くなるってこもあるけどな」
B「ただ、同じ敵をその守備が弱いはずの味方も守ってるから、数字が良くなるパターンもあるんやけどな」
A「RSでも+1.4なんやなぁ…謎です…」
9. アーロン・ゴードン
13.8-7.2-2.6-1.2blk, FG 42.6, 3P 20.0, TS 52.0, DIFF -9.4
B「逆にDIFFがインフレしてる印象のあるゴードンさん」
A「これも、他のチームメイトがやられまくった結果ちゃうん?」
B「RSやと-1.4とそれっぽい所に落ち着くしな」
A「攻撃面ではさっぱりやったな…」
B「いくらウォーリアーズの守備がええとは言ってもなぁ…」
A「RSでアシスト7.9のヨキッチが、POでは5.8に落ちとるからな…」
B「使われるタイプやから、パスの供給が止まるとキツいね…」
A「来季はマレーが戻って来るから大丈夫やと思うけど」
8. ブルース・ブラウン
14.0-4.8-2.8-1.3stl, FG 56.8, 3P 42.9, TS 67.6, DIFF -0.6
B「チームは負けたけど、ブルブラはやることはやったわな」
A「守備でも自分より大きい奴を相手にしとんやから、こんなもんやろな」
B「ネッツはハリスとか戻ってきて層が厚くなるとはいえ、守れる選手が少ないから、ブルブラ失ったんは痛手やと思うで」
A「守備はベンシモがなんとかするんやろ(笑)」
7. ディアンドレ・ハンター
21.2-3.4-3.8, FG 55.7, 3P 46.2, TS 67.3, DIFF 2.2
B「今期もRSは53試合しか出てないハンターさん」
A「まあ、RSどんなに休んでもPOに出てくれればエエやろ」
B「でも、ホークスなんかはPO出場ギリギリなんやから、RSもバカにできんのやで?」
A「そうか…そう考えるとハンターが休みガチなんは辛いな…」
B「今回のRSではなぜかシュートが絶好調」
A「まあ、それだけRS休んだんなら、体は軽いやろ(笑)」
6. ミケル・ブリッジス
13.3-4.7-2.8-1.1-1.0, FG 47.8, 3P 39.4, TS 57.2, DIFF -4.0
B「相変わらず、らしい数字を残してるなぁ」
A「ただ、この人の場合は20Mもろてるから、ただの3Dではあかんやろ」
B「今季もそうやったんやろけど、来季もRSでブリッジスとか使った攻撃のパターンを探ってくことになるんやろな」
5. OG・アルノビー
17.3-4.0-2.5-1.0stl, FG 47.6, 3P 34.1, TS 58.4, DIFF -7.3
A「アーロン・ゴードンに続きDIFFが異常に良かったアルノビー」
B「まあ、この人も元々守備はエエってことになってるんやけど、この数字は凄いな」
A「ただ、この人もケガが多くてRSお休みがちなんよね…」
B「ラプターズは似たような選手が多いからええんちゃう?(笑)」
A「それこそ、ドノバン獲得競争とか動いても良かったのにな」
B「ドノバンだけやと無理と踏んだのか…」
4. アンドリュー・ウィギンス
16.5-7.5-1.8-1.0-1.0, FG 46.9, 3P 33.3, TS 54.4, DIFF -2.9
A「ちょっと異論はあるかもしれませんが、ウィギンスを高めにしました」
B「一番大変なファイナルで活躍したってのが大きいわ」
A「守ってる相手で一番長いんがテイタムとルカやからな」
B「相手がケガしたから数字は少なくなってるけど、モラントも守ってる」
A「クレイの守備が落ちてる所で、対人守備能力が高いウィギンスは貴重やったわな」
B「ただ、30Mは貰い過ぎやろ…」
A「ウィギンスが20Mぐらいで契約してくれたら最高なんやろけど、他のチームで25Mぐらい出す所はありそうやなぁ…」
3. アンソニー・エドワーズ
25.2-4.2-3.0-1.2-1.2, FG 45.5, 3P 40.4 TS 60.4, DIFF 0.4
B「ここからは、チームのエース格の選手たちやな」
A「デローザンもそのはずやったんやけどな…」
B「もう彼の話はええやないか(笑)」
A「エドワーズはRSでは21.3点やったんやけど、POで本気だしてきたな」
B「確率もええから、積極的にきたんやろな」
A「何が凄いって、同じ3Pでもプルアップでも37.5%ってとこやわ」
B「RSやと32.5%やったんやけどな」
A「これがマグレなんかどうかで、来季のミネソタの運命が決まるで」
2. ジミー・バトラー
27.4-7.4-4.6-2.1stl, FG 50.6, 3P 33.8, TS 60.4, DIFF 2.8
B「相変わらずPOに本気を出してくる先生」
A「スティールが多いけど、意外とDIFFが悪いな」
B「そりゃあ、あんだけチームの攻撃がダメなら、ちょっとは守備で手を抜いて攻撃に力入れんと…」
A「そういえば、マイアミもスパイダー獲得できんかった口やな」
B「PFがおらんのは何とかするとしても、もう1人スター連れてこんと優勝は無理よ」
A「ジミーにしてもマイアミにしても、目標は優勝だけやろからな」
1. ジェイソン・テイタム
25.6-6.7-6.2-1.2-0.9-4.2TOV, FG 42.6, 3P 39.3, TS 56.2, DIFF -5.2
B「ひょっとしたら、今季一番評価を上げた選手ちゃう?」
A「やっぱり1回戦でKDに完全に競り勝ったってのは、時代の変化を感じさせたわ」
B「アシストも増えて来たんやけど、その分TOVが多いんは何とかしたいけどな…」
A「ファイナルは疲れもあったと思うけど、やっぱりハンドラーやるならもうちょっとハンドリングとか磨かんとあかんのやろな」
B「ブログドンが入って、その辺のバランスが変わるかもしれんけどな」