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346.けられた視線にウインク⭐︎

たまにおきる現象が…。
自分はブログタイトルを語呂合わせにしてるんだけど、前回ブログで10マス戻ってしまいました。しれっと前に進むので気にしないでください。

さて、かれこれ1か月前の話。
最近ライブに来てくれた人はご存知の通り、ハイパー日焼けしました。

8月のなかば、お盆に小豆島は福田へ夏祭り出演のため3日間滞在し、そのうち2日間を海水浴して過ごしたためでございました。

photo by umihayato

帰ってきて丈造にあった時、「ミートボールじゃん」と笑われ、駿人さんに撮ってもらった写真を見せると「島の人より黒いじゃん」と、日焼け止めも虚しく我が肌は紫外線を存分に吸収し、「まだまだいけるよ?」というかの如く剥けもせずただ黒々と焦げたのでした。

photo by umihayato

小豆島の福田には数年前の瀬戸内国際芸術祭で作曲家の石田多朗さんに現地での民謡を作って歌うバンド「どんす」の一員として招集してもらってから通っています。

行ったことのない島にわくわくしながら、1週間弱滞在し、あっという間に町に人に虜になり、それからというものツアーに立ち寄らせてもらっている、自分にとっては人生の港のような場所になりました。

今回、
「この町で念願の初めての花火が打ち上がるから雄大歌ってくれ」
と言っていただき、「もちろん!」と喜んでいかせてもらいました。

町のみなさんの力で神社にやぐらが建てられ、その上で歌ってきました。

photo by umihayato

福田に夜がきて、月が上がってきた頃、「炭坑節」を歌わせてもらい、やぐらの周りで盆踊り。

photo by umihayato

盆踊り自体も、コロナ禍以降久しぶり、5年ぶりとのことで、みんなの笑顔が目に焼き付いています。

photo by umihayato

そしてフィナーレには待ちに待った花火。

海沿いのすぐ近くに立つ灯台から上がったその花火は迫力がすごいだけでなく、町のみんなの喜びとか、この島出身の花火師さんが島であげる初めての花火ということも相まって、心の深いところまで届いて爆発してくれたような感動をもらいました。

photo by umihayato


先ほどまでの花火の明るさに、より一層闇に包まれた灯台から、手に持ったライトを振る花火師さんたちと、スマートフォンのライトを振ってそれに応える観客たちの、海を挟んだありがとうの交信に心はぽわわ〜んとあったかく、じめっと熱い夏の夜もなんのその、何にも代え難い体験でした。

福田のみんなに幸あれ。
この日、この場所で歌わせてもらったこと、一緒に共有させてもらえたことを嬉しく思います。

ありがとう。

photo by umihayato

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小野雄大
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