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I'm thinking ...

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「Thinking」では、 日常生活で感じたこと働いていて考えたことなど ひとりごとを書いています。
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#言葉

思いのままにあるがまま

言葉にするのが好きだった。 形にならない想いが報われるような気がしたから。 でも気付いたら言葉にすることを避けていた。 本当の自分を誰にも見せないように、 自分自身にさえも隠していたかったのかもしれない。 「なぜ決めつけるのだろうか」 僕は人に心を許すのが苦手だ。 人を信頼するのが怖い。 最初から浅い関係を選べば深く傷つくこともない。 人は裏切る。 最後はきっと一人になる。 コミュニケーション能力は高い方だと思う。 人見知りもしない方だ。 でも心を開け

好きなように咲けばいいし咲かなくてもいい

人はみんな花だ とした場合。 いろんな種類があるし、それぞれの咲くタイミングがある。 同じように各々に合う肥料がある。 なのに綺麗に咲く花を見ては嫉妬し、自分には合わないことに気付かずに誰かの肥料を真似して、同じように咲けないと嘆く。 趣味が肥料の人もいれば、仕事が肥料の人もいるし、恋愛が肥料の人もいれば、一人が肥料の人もいる。 自分に合う肥料を見つけることが難しい。 でも肥料の前にまずは水が必要だ。 じゃあ水はなんなのか。 今のありのままの自分を自分が認め

大人でも子供でもない君へ

新成人のみなさまおめでとうございます。 タイトルに棘があったらすみません。変な意味はなく、6年前の僕が思っていたことなんです。 20歳になった途端、大人は言います。「大人になったな」と。でも急に大人になったりはしません。 少し天邪鬼なことを言いますね。 大人の定義が分別がつくことであるならば、20歳より前に大人になっている人もいるでしょう。 大人の定義がお酒が飲めることであるならば、50歳になってもお酒が飲めない人は大人じゃないのでしょうか。 めんどくさいことを言

明けない夜も年もないんですね

あけましておめでとうございます。 とても長い間書いてなかったように思います。 書くのを義務化したら辞めたくなってしまう、そう思ったので自由にした結果、やはり忙しさを言い訳にしてしまいました。 今年は何か目標を掲げて、更新を習慣化しようと考えております。 もう少しだけ言い訳にお付き合いください。 お声をかけていただき職を変えようか悩んでいました。 職を変えると言っても、業界は同じで立つ場所が変わるイメージです。 結論から言うと、今の会社に残ることを決めました。

三度目の正直

言い訳をします。 複数の案件が同時に降ってきて 自分の今後を考えるような転機が訪れて とにかく頭も手もフルで動かしてました。 そんなわけで更新できませんでした... 慌ただしい一週間の最後を締める今日。 朝目覚めると悲しいのやら嬉しいのやら 複雑な気持ちになりました。 夢に父が出てきたからです。 僕の両親は離婚しています。 家族に対する父の裏切りが原因でした。 一度ではなく二度も。 僕は許せませんでした。 だから許しませんでした。 夢の中で父は

いっぱい食べなさい

そう言われるのが得意じゃなかった。 子供の時は訳も分からず ニコニコしてればよかったけど、 思春期真っ盛りの学生時代は 食べてるよ、と反抗的な態度をとっていたし 外食先で言われると恥ずかしいと思っていた。 長期休みで祖父母の家に行くと 祖母は沢山の手料理で僕たちを迎えた。 そして食べている僕や妹に向かって 「いっぱい食べなさい」 と言うのだった。 たまに会う祖父母に冷たい態度はとれないと 思春期や反抗期の僕でも分かっていたから うん、とだけ答えた。

叱られたから嬉しくなった

会社に入った頃、 とにかく電話対応が嫌いだった。 社会人として慣れてなかったのも 理由としてはあるけどそれ以上に、 僕みたいな若造にする話しか? と思うことを話してきたり、 脇道に逸れてばかりで 本題になかなかいけなかったり、 そういうのが面倒だと思ってた。 確か2年目の時だったと思う。 僕がいつも通りスタッフと電話をした後に 疲れからため息をついていると、 先輩が近寄ってきて「大丈夫か」と 声をかけてくれた。 この先輩は以前の記事にも出てきた

自分らしい独裁者になれ

一緒に仕事したことはなかったけど 僕はあの人に憧れていたんだ。 その先輩は僕よりも先に会社にいた。 入社という意味でも 出社という意味でも。 だけど、 どんなに忙しくても楽しそうに見えた。 キラキラしていた。 これから会社を引っ張っていくんだろうな.. 新人の僕でさえ分かるくらいだった。 視野が広く、感度が高く、 話し方も整理されていて上手だった。 僕が先輩と関わるようになったのは 2年目に入ってからだった。 うちの会社には若手の社内研修がある。

僕の好きなこと

目覚ましをかけずに目覚める朝。 ベッドの中でいじるスマホ。 家で飲むブラックコーヒー。 外で飲むカフェラテ。 たまたま時計を見たら12:34。 音楽を聴きながら歩く駅までの道。 風に揺られて香るお気に入りの香水。 バランスよく埋まっているカレンダー。 好きなYouTuberの動画が更新される20:00。 長風呂で汗をかいた後に乗る体重計。 仕事でいいメールが打てたとき。 自分の段取りが案件にハマったとき。 面白い話が面白すぎて話せなくなるとき。 金曜

私たちいま本当に自由がない

看護師の友達から送られきた突然のメッセージ。 彼女と出会ったのは高校生の時、大学受験に向けて通う塾だった。 僕は途中から入塾して、既に出来上がっている空気に馴染めず、浮いた存在だったと思う。 加えて落ちこぼれだったから尚更。 彼女と仲良くなったきっかけは忘れたけど、授業がいくつか被って、休憩室で会うと話すようになって、とかだった気がする。 塾が終わってから、スタバで1時間くらい話したりしていた。 その時お互いに語った夢があった。 僕は英語を使って好きなことを仕事

文章を書く時に思い出すこと

子供の頃、文章を書くのが苦手だった。 日記。 感想文。 その他いろいろ。 でも今こうして文章を書いている。 なぜだろう。 小学生の時に先生が宿題で「週末日記」を出した。 文字通り、週末のことを書く日記だ。 日曜日の夜、母が宿題をチェックしていた。 「○○!ちょっと来なさい!」 母が怒ったような、でも心配したような顔で僕を呼んだ。 子供ながらに焦って行くと、 「この日記どういうこと?」と。 僕の日記の冒頭はこうだった。 大人になった今だからこそ分かる

一所懸命の先に一生懸命がある

僕は集中力がない。 小学生の通信簿には「落ち着きがない所も見られますが」と前置きがあった。 ただはっきりさせたいのは、集中できないわけじゃない、ということ。 会社でたまに「○○さんてお昼食べないですよね」と言われることがある。その瞬間にお昼が過ぎてることに気付く。(そう言われるとなぜか急にお腹が減ってしまう人を「ハングリー星人」と呼ぶことにします) それぐらい集中する時には集中する。 よくアーティストが曲が降ってくると言うが、そのイメージで僕には集中力が降ってくる。