島で毎日何してる?- そこから考える私にとってのOFF時間[Denmark🇩🇰]
ボーンホルム島(バルト海に浮かぶ島 inデンマーク)に移動してから2ヶ月。ところで「何やっているの?」ってよく思われるが(自分でもよくそう思うが)、簡単にまとめてみると、「デンマークのご家庭に入り込み、一緒に生活する中で、文化や考え、生活や食の異なりを学びつつ、のんびり島生活も楽しんでいる」って感じかな。さすがに簡潔すぎた(笑)ので、もうちょっと詳細にまとめてみる。
〇Workawayで知り合った素敵なご家族
今回は「Workaway」(ワークアウェイ)を使ってこのボーンホルム島に住むご家族と知り合った。
Workawayは「泊まるところを探している旅人」と「働いてくれる人を探しているホスト」を繋ぐマッチングサイト。なんでこのサイトを知ったのか忘れたが、最近Workawayを使って旅をしている人をよく見聞きするし、ボーンホルム島でホストをしている人たちも結構多いみたい!働く時間は1日5時間までで、週2日休みが原則。その代わり、住む場所と食は提供してもらえるっていう仕組み。働くって言っても、内容はホストごとに異なる。
〇実際にやっている事
・毎日の家事の手伝い
- 夕食を作る(週2-3回ほど)
日本食に興味を持ってくれているファミリーだから醤油、味噌とかがあってありがたい!日本食を作ると喜んでくれるのも嬉しい♡
- 夕食作りの手伝い(野菜を切るなど…)
- 掃除(週1回のノーマル掃除と、月1回のコアな部分も掃除するビック掃除←勝手に名付けた。)
- 食器洗い、夕食後の片づけ
- 犬と猫に餌やり
・Stop food wasteで食料調達(行ける時に行く約週2回)
→このStop food wasteは簡単に言うと、スーパーで破棄されるものを集め、無料で配布するという取り組み。これは発想がデンマークらしくて面白い。いつか詳しく紹介したい!
・ガーデン、畑、野外のプロジェクトのお手伝い。(手伝える時に手伝う感じ)◎私はちょうど畑のシーズンだったから、外での手伝いは結構多かった!その方が私も好きだから良かった☀︎
だいたいこんな感じかな~。今までにもう何人もWorkawayがこのファミリーのところに来ているみたいだけど、やることはその人ができることを中心にやってもらうみたいで、ホストママと話しながら決めていく。とっても優しいご家族。
〇ファミリーとの時間
朝と夜は基本、一緒にご飯を食べる。
最近はあたたかくなってきたから、晴れている日は基本的に外でご飯を楽しむのがデンマーク流。ホストパパがフィンランド出身なので、ママとパパの会話は基本英語。食卓でも英語が中心で会話している。パパは子どもにフィンランド語で話すことも多く、色んな言語が飛び交うのも新鮮。
ガーデンの手伝いや、夕食作りの手伝いはホストママとやることが多く、その時に色々な話を聞いたり、雑談したり、話も楽しむ。
あとは、元気いっぱいの二人の娘さんとトランポリンでジャンプしたり、一緒に遊んだりもする。最近自分の体力のなさを痛感(笑)
Homeschoolingを選択しているご家族なので、子供たちは学校や保育園、幼稚園には行かずに過ごしている。Homeschoolingの集まりなどが週に数回あり、そこでは他の家族と交流したりもする。
このHomeschoolingに関しても日本の教育とは異なる発想で非常に興味深い。このことに関しては、またいつかゆっくり考えをまとめたいところ。
〇 大好きOFF時間
やってまいりました、私の大好きな時間、オフ時間。なんの予定も入れず、その時の気分で行動できる、このオフ時間。天気のいい日は、サイクリングに行ったり、カフェや図書館に行ったり、島探索したり、ウォーキングに行ったりする。天気の良くない日は、家でのんびり過ごしたり、今後の事を考えたり、今まで溜まっていた疑問に向き合ったり、最近は無料お試しできるものをとことんやってみたり、ゆっくり料理したり、犬と戯れたり。
OFF時間コレクション⇩
〇私にとってのOFF時間とは
数年前に世の中には、このオフ時間が好きではなく予定をとにかく詰め込む人たちがいる事を知り、驚いた記憶がある。その人たちから言わせれば、むしろ「何してるの?」って感じらしい。そういわれると子どもの時から、ゲームもしなければ漫画も本も読まずもちろん勉強もそんな好きではなく、ドラマは好きだった記憶はあるが、「普段何してるの?、好きなことはなに?」と言った部類の質問にはよく悩まされていた気がする(笑) そしてやっぱり今も、その手の部類の質問をされると自分でも「なんだろうね」ってなる。
この疑問に関しては以前ゆっくり考えたことがあった。多分一番しっくりくる表現は、「考えること」と、「想像すること」。ちょっとカッコつけた。多分、妄想に近い想像。ファンタジーとかではなく、現実世界から考える材料をもらい、そこから自分の持っている今までの経験や、新たな知識、他人の意見、自分の感情など、と対話し、あれこれと考える。多分、何をしていてもそこから、「ここ」につながる。だから、私にとってのOFF時間は「ここ」にあるものとじっくり向き合える時間。もしくは、「ここ」にあるものをいったん忘れる時間。とりあえず何か行動をすると、ありがたいことに材料が増えていくから、このOFF時間がないと、私はいっぱいいっぱいになり、撃沈する。これを消化不良現象という。(今ひらめいたが、なかなか良いネーミング!)って感じで1人で楽しんだりもする。
つまり、私のエネルギー源は多分、好奇心からくる疑問に関して、じっくり向き合い、考えること。(科学的な根拠はないため、ただの妄想に近い想像)そのためにはOFF時間は必修なのだ。また、先に述べたように、現実、リアル世界から考える材料をもらうため、リアル世界での新たな経験は私にとって重要になってくる。これがマンネリ化すると材料不足で、これもまた撃沈する。多分ここで言う撃沈は、活力がなくなるといった意味が1番近いだろう。
ここからわかることは、私の活力にとっての必修事項は「リアル世界での経験」とそこから生まれる疑問について考えるめの「OFF時間」なのだ。だから、私にとってこのOFF時間は、以前からスケジュール帳に花丸💮が付くほど嬉しい時間であった。だから多分、私は定住より遊動的な生活を好むのだろう。そして、だから今、私はデンマークにいるのだろう。と一人で「あーなるほどね」ってなる。
こんな感じで、出来事を綴っていると、気がついたら「なんでだろう」タイムに移行している・・・。今日は、島での生活から、OFF時間とはについて綴る事になったみたい(笑)
まとめると、今はボーンホルム島で毎日のんびり生きています。ありがたや。ってことかな。ちなみに、たまにここがデンマークであることを忘れるほど、なんか日本に近いものを感じる。これがまた不思議で、これが何なのかは、もうちょっと考察する必要がありそう。ありがたいことに、考える材料がもりもりだ!
じゃあ、今日は「デザートとバルト海」・「菜の花と私の影」と共に!
Vi ses♡