
菜の花のボンゴレ・ビアンコ。
貝をむしゃむしゃと食べたい。突然そう思った。
あの、貝特有の滋味豊かな旨味を思い出し、ふと食べたくなったのである。
早速、今からが旬の浅蜊を購入。
浅蜊の旨味をシンプルに味わえる、ボンゴレ・ビアンコにしてみました。
菜の花もあったので少し添えました。
▶レシピ
▼材料(1人前)
・パスタ(スパゲッティ)…………………80g
・浅蜊(殻付き)………………………………200g
・菜の花…………………………………………少量
・白ワイン……………………………………60ml
・にんにく………………………………1かけ(6g)
・鷹の爪……………………………………………1本
・オリーブオイル……………………………20ml
▶作り方
1) 鍋に湯を沸かして、塩を加えて菜の花を茹で、茹で上がったら氷水に浸しておきます。
2) にんにくを切らずに包丁で潰して、皮を取り除いてフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて、弱火でじっくりと炒めます。
3) にんにくが色づいてきたら、にんにくを取り除き、鷹の爪を加えて軽く炒めます。
4) 浅蜊と白ワインを加えて、蓋をして強火で火にかけます。
5) 浅蜊の口が開いたら、火が入りすぎないように浅蜊を一度取り出しておき、ソースはひとまず完成。
6) パスタを茹で時間の目安より、2分早めになるように茹でます。
7) パスタの茹で上がりにあわせて、ソースに火をつけ、1分ほどパスタを加えて混ぜ合わせてソースを吸わせていきます。
8) 仕上げに分量外のオリーブオイル(10ml)と浅蜊を加えて混ぜていき、温まったら、お皿に盛りつけて、菜の花を添えて完成です。
▶ポイント
・オリーブオイルでにんにくを炒めるときは、フライパンが冷たい状態からゆっくりと火入れして、オリーブオイルに香りを移していきます。
・浅蜊はあまり火が入りすぎると固くなるので、ある程度火が入るとフライパンから出しておきます。
・浅蜊から塩味が出てくるので、パスタのゆで汁はあまり塩を入れすぎないように、茹でる湯の重量の1%程が目安です。
・ボンゴレ・ビアンコはアルデンテが美味しいので、あまり茹ですぎないようにすると美味しく仕上がります。
おわりに
ソースの材料はとてもシンプルなのに、
浅蜊の滋味豊かな出汁と、白ワインのソースは非常に美味しい。
茹で加減は少し早いかなと思ったが、口に入れるころにはちょうど良いアルデンテになっていた。
そういえば浅蜊といえば、砂抜きしているときに眺めるのが好きなのです。
時折プハっと砂を吐き出している様子は、ずっと見ていられる。
よし、次は久しぶりに浅蜊のお味噌汁にしよう。
そしてまた、浅蜊を眺めよう。