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パプリカが甘くて美味しい スパゲッティ ペペロナータ。

『ペペロナータ』という料理をご存じだろうか。
イタリアンの定番のアンティパストで、ピーマン(パプリカ)を炒め煮にした一品。
クタクタになるまで煮込んで火の入ったパプリカは、野菜の甘さがしっかりと出て美味しい。

ピーマン(パプリカ)といえば、子どもが苦手な野菜として常に上位になっている印象がある。
私は凄まじい偏食で、白米ときゅうりと肉しか食べなかったそうだ。
母は私に野菜を食べさせるのに非常に苦労したのだろうな…と、申し訳ない気持ちになる。
今では好き嫌いは無くなったので、母には非常に感謝している。

さて、この『ペペロナータ』魚や肉などのメイン料理の付け合わせにも美味しいのだが、パスタソースとしても美味しいはず。
というわけで、ペペロナータソースのスパゲッティを作ってみました。

▶レシピ

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▼材料(1人前)
・パスタ(スパゲッティーニ)……………………………80g
・にんにく………………………………………………………1.5かけ(9g)
・赤唐辛子………………………………………………………1本
・玉ねぎ…………………………………………………………1/4個
・赤パプリカ…………………………………………………1/2個
・黄パプリカ…………………………………………………1/2個
・ホールトマト(缶詰)……………………………………200g

▶作り方

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▼下処理
- にんにく:皮を取り除いてみじん切り
- 玉ねぎ :繊維に沿って薄切り
- パプリカ:細切り
- 赤唐辛子:辛みが苦手であれば、種は取り除く

1) にんにくを冷たい状態のフライパンにオリーブオイルと共に入れて、弱火でじっくりとにんにくの香りをオイルに移します。

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2) にんにくが薄く色づいたら、玉ねぎとパプリカを加え、蓋をして弱火でじっくりと蒸し煮にします。

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3) パプリカがくたくたになったら、赤唐辛子とホールトマトを加えて中火で火を入れていきます。1分ほど煮立たせたら火を止めてソースはひとまず完成です。

4) パスタを茹で時間の目安より、1分早めになるように茹でます。

5) パスタの茹で上がりにあわせて、ソースに火をつけて、パスタを加えて混ぜていきます。この時にパスタのゆで汁も少量加えてください。

6) しっかりとパスタにソースが絡んだらお皿に盛りつけて完成です。
  ※お好みで粉チーズをかけても美味しいです。

▶ポイント

・にんにくを一番最初に炒めますが、焦げないように注意が必要です。火が入りすぎた場合には、フライパンから外しておいても問題ありません。

・パプリカはクタクタになるまで、火を入れたほうが甘くなります。しっかりと火を入れていきましょう。

おわりに

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『ペペロナータのスパゲッティ』は凄く美味しい。
パプリカの甘みがしっかり出ていて、単なるトマトソースのパスタとはまた違った美味しさがあった。
ペペロナータはオリーブオイルで覆って空気に触れないようにしていれば、2週間は持つそうなので、常備菜として良いかもしれない。

これから旬になっていく、夏野菜のパプリカ。
是非、皆さんも作ってみてください。

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