こんにちは!ゼミ生2年の前谷です:D
私は夏、1か月ほど実家のある北海道に帰省していました!(あっ、もちろん2週間自宅隔離していましたよ…)自粛明けに久しぶりに家族と一緒にご飯を食べたり、友達と会えた時間は最高でした。いかに日常が大切か身に沁みますね~ ;;
帰省中「Go To Travel」を利用して、函館へ家族旅行しました。民宿とホテルを利用したのですが、コロナ禍でも快いサービスをしてくださいました。(感謝ですね…!)家とは違う環境で寝泊まりするのはやはりワクワクするものです。
さて!前置きが長くなってしまいましたが(笑)、私が今回お話するのは「宿泊業」についてです。旅をするのに宿は欠かせませんよね。まずはその定義について説明します!
宿泊業とは?
定義を簡単にまとめると、
「宿泊」・・・寝具を利用して施設を利用すること
「旅館業」・・・宿泊料を受けて人を宿泊させる営業
(引用:旅館業法)
このようになります。つまり「人を宿泊させること」といえますね。そして宿泊業の営業形態は4つ存在します。
「ホテル営業」:洋式の構造及び設備を主とする施設を設けてする営業
「旅館営業」:和式の構造及び設備を主とする施設を設けてする営業
「簡易宿泊所営業」:宿泊する場所を多数人で共用する構造及び設備を設けてする営業
「下宿営業」:1か月以上の期間を単位として宿泊させる営業
最近では都市部に安価で宿泊しやすい簡易宿泊所が増えていますよね!カフェを併設したおしゃれなゲストハウスや空き部屋を短期間で貸したい人と、旅行などで宿泊地を探したい人をマッチングさせるサービスのAirbnbなど、宿泊する場所の選択はますます増えています:)ぜひ利用してみたいものですね~
宿泊業の現状~ホテルと旅館~
先ほどもちらっと紹介しましたが、あらためてホテルと旅館の違いについて、昔の旅館業法上の分類ではこうだったそうです!
ホテル:おもに洋室のお部屋数が10室以上、1部屋あたりの広さが9平方メートル以上ある
旅館:おもに和室のお部屋数が5室以上、1部屋あたりの広さが7平方メートル以上
ぶっちゃけ部屋の数、広さについてはそれぞれだと思うので…和室か洋室かの違いだったのだなあと思います。(^-^;
しかし、現状の日本では旅館の数が減少傾向にあり、ホテルの数は増加傾向にあるようです。平成30年3月現在 厚生労働省が公開した「衛生行政報告例」によると、ホテルの数は10,402(客室数907,500)であるのに対し、旅館38,622(客室数688,342)と旅館の数は多く見えます。しかし平成20年~30年の10年間での増減数はホテルは9,603軒→10,402軒(+8.3%)と増えていますが、一方で旅館は50,846軒→38,622軒(-24%)と大幅に減少しています。
ライフスタイルの変化や、訪日外国人が増加していること、値段設定や気軽さなども関係しているかもしれませんね…そして、先ほど行ったAirbnbなどの民泊が増えたことで、違法で宿泊客を止めてしまう営業も行われるようにんなってしまいました。
そのため、平成30年に旅館業法が一部改正され、現在ではホテルと旅館の違いはなくなり、最低客室数の制限も廃止、1室の最低床面積も全て「7平方メートル以上」になっています。
この改正により宿泊業が今後どのようになっていくか、注視する必要がありそうですね!
以下はゼミ生のグラレコです!ここまで読んでくださりありがとうございました:)