こんにちは、2年のこじまです!
夏休みが終わってしまいました🌻
夏休み初日に東京ディズニーランドに行ったのですが、検温や消毒など新型コロナウイルス対策がしっかりされていて安心して楽しむことができました!流石ディズニーですね!
普段なら行列ができるトイレも一度も並ばなかったことに感動しました✨
そんなディズニーランドもテーマパークという観光地の一種なのですが、今回は私たちが有馬ゼミで学んでいる「観光学って一体なんなの?」ということをお話しします!
観光学の学問領域
さっそく観光学とはなんなのかをお話ししたいのですが、実は観光学はまだ本格的に体系化されているとはいえません😱
その理由は、観光について研究するには経営学や心理学、地理学など様々な領域から研究する必要があり、「コレ」と決めることができないからです!
現在も体系化をするために多くの研究者が尽力しているってことですね🔥
観光学のアプローチ
観光学を研究するには2方向からのアプローチがあります!
1つ目に、「供給サイドからのアプローチ」。これは観光を供給する者、つまり観光地の立場からの研究を指します。2つ目に、「需要サイドからのアプローチ」。ここでは反対に観光をする側、観光客の立場から観光を研究します。最近ではこの2つを組み合わせた「複合的なアプローチ」が主流だそうです👀
観光学の世界史🌏
初めて観光の研究がされたのは、19世紀末といわれています。ヨーロッパにおいて戦後復興のために外貨の獲得が求められ、その手段として観光が台頭したからです💰
その後、1930年ごろに観光学の研究拠点がアメリカに移り、経済学や社会学、地理学の視点から研究がされるようになりました。ここから観光学の学問的広がりが始まったと言えるのではないでしょうか?また、第二次世界大戦後には国際観光が広まったことからホテル経営に関する研究も多く為されました🏨
そして、1990年頃から観光学の研究は本格化し、はじめての国際会議もこの頃に開催されました。このことからも観光学は非常に新しい学問であると言え、これからゆっくりと時間をかけて体系化する学問なのだと思います!
観光学の日本史🇯🇵
そんな中、日本では1930年に国際観光の振興が重要視されたことから鉄道省に国際観光局が設置され、海外の論文の翻訳が多く行われました。
その後、1960年に日本観光学会が設立され、インバウンド研究、アウトバウンド研究と徐々に研究領域も広がり、1980年には日本観光研究学会が日本2番目の観光を題材とする学会として設立されました。
また、2006年には観光立国推進基本法が成立したことから、観光研究の重要性も増し、学部を設置する大学なども増え、観光教育も活性化したといわれています。
まとめ
今回は観光学の歴史について簡単にお話ししました!
観光学は新しい学問であり、未だ体系化されていないとのこと、その意味は私たち学生が観光学の体系化の一端を担っているということではないでしょうか?🤔
その自覚を持ってこれから真摯に学び、研究したいと思います!最後まで読んでいただきありがとうございました✨
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