「熱量」 1年 堀内成
日頃から弊部を応援してくださりありがとうございます。
データサイエンス学部1年の堀内成です。
まず、この半年を振り返ってみると、試合で自分の思うようなプレーができなかった悔しさよりも試合に出られない悔しさを長く味わったシーズンだったと感じます。入部当初、試合を観ていて正直一番に感じたのが、熱量の低さでした。それは、球際や走りの強度であったり、安易なミスからの失点や得点が取り切れなかったりで、技術やフィジカルの面で格上のチームが多いこのリーグで戦っているのに気持ちで負けていて勝てるわけがないと思うことが多くありました。実際、勝利を収めることのできた4試合はいずれも勝ちたいという気持ちの面で相手より勝っていたからだと思います。
かなりの負けず嫌いである僕は、試合に出られない時はいつもこの人が出るなら自分が出たいという気持ちを誰よりも強く持っていたと思います。そういう気持ちがあるからこそ、試合に出してもらえたときには、観ている人、サポートしてくれている人をがっかりさせるような試合はしたくないし、してはいけないと常に思っていました。この人が試合に出るなら、納得する。もっと、練習を頑張らなければいけないなと感じさせるようなプレーはもちろん、練習に対する姿勢、ピッチ外での時間を守る、積極的に雑用を行うといった振る舞いを見せなければいけないと自分自身思うし、チームとしても全員がそういった思いを持つべきだと思います。
部活に対する情熱の面でも、バイトや勉強を言い訳にし、監督やコーチといった叱られる存在がいないことで甘えてしまう部分があり、高校時代に比べても足りていないと感じているので、このオフシーズンを機に私生活を見直し、サッカーに費やす時間を増やすことからより一層サッカーに本気で向き合っていきたいと思います。
最後に、僕は小学校からサッカーを続けてきた中で今が一番サッカーを楽しいと感じています。そこには様々な理由がありますが、一番は人柄のよい先輩や同級生、スタッフに囲まれているからだと思います。高校のとき、中途半端なまま引退してしまった未練を払拭するため、大学入学前から横市に受かったらサッカー部に入ろうと決めていましたが、入部当初は受験のブランクから怪我で練習を眺める時間が長く、決して楽しいとは言えませんでした。ですが、部のみんなと過ごす時間が増えるにつれ、気づけば部活のない生活は想像できないほどサッカー部に入ってよかったと感じるようになっています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2024/11/18
データサイエンス学部 1年 堀内成