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「2021年」 1年 田中義照

はじめまして。横浜市立大学サッカー部所属 1年の田中義照です。

 
今回は私が過ごしたサッカー部での2021年の1年間を振り返りたいと思う。

 
まず、自身の紹介をする。出身は神奈川県横須賀市である。よって家から大学までの距離はとても近い。私はずっと実家暮らしであり、この大学は他県から来る学生が非常に多いというのもあって、一人暮らしと両立しながら大学の勉強、部活に励んでいる人達を尊敬している。

ポジションは主に左サイドハーフ、左サイドバックをやってきた。1500人以上の生徒がいる高校のマラソン大会で1位になるくらい、体力だけには自信があり、それを活かしやすいポジションであるからだ。また、レフティーである。サッカー経験としては小中高と10年以上続けてきた。高校では日大藤沢高校のサッカー部に所属し、1番下のチームでプレーしていたが、50人ほどのサッカーが好きで向上心のある同期達と共に切磋琢磨して3年間を過ごしてきた経験がある。

 
私は今年入学し、入学して二週目で練習参加してサッカー部に入部した。続けてきた一緒に練習参加した際は10人ほどいたが、一年で入部したのは選手7人とマネージャー2人、そこから2人退部して最終的に選手5人になった。中学高校までと違い、4学年(OBや医学部の選手も含めるとさらに)を通じた広い代の人と一緒に部活動をするのは新鮮だった。

まず、チームとしては去年よりは改善されているのだろうが、今年はサッカー部としての活動は本格的にできなかったように思う。週2のみの練習、練習試合の禁止、合宿の中止などがあったが、一番の問題は、コロナ感染者が発生した医学部の選手が無許可で公式戦に出場し、一カ月部活停止処分になってしまったことだ。これはコロナに対する部の緩さが引き起こした問題であり、ことが大きくなる前に注意できるようにしなければならないし、今後そういった問題は起こらないようにしていかなければならない。そういったことに加えて、個人としてもチームとしても大きく成長できる期間である夏季休暇中に対外試合ができなかったので、なかなかモチベーションを維持するのは難しかった。

 
個人としては、神奈川県春期/秋期リーグをはじめとした公式戦に今年は出場することができなかった。4年生が引退し、新チーム発足の中で11月、12月の間に一橋大学、埼玉大学、横浜国立大学の練習試合3試合に出場して、ようやく本格的に試合感を感じる段階に来ている。大きな課題として、1つは、4-4-2のシステムを理解して守備のポジショニングを確立させることが必要だ。周囲の状況を把握して、プレスするのかしないのか、バックの声を聴きながら判断することがまだできていない。もう1つは、ビルドアップ時のボールのもらい方だ。自分はフィジカルもそこまで強くなく(そこもオフ期間を活用して向上させていく)、状況把握も苦手であるため、どうしてもサイド際でボールを待つ傾向にある。降りてボランチとオーバーラップするSBとの中継をするのか、展開前にギャップに入ってクサビの受け役になるのか、トップとアイコンタクトをとって、CBの背後を狙うのか、いろいろな選択肢があるはずである。自分はこれらのプレーがパスが出ないことがあっても、やり続けられていないので、結果的に中途半端なポジショニングになってしまい、味方もどうしたいのか分からない、得点にもあまり絡めていないように思える。攻撃と守備、明確に二つの課題があるので、これらを毎回の練習から意識し、対外試合に出場した際に発揮できるようにまず来年度の最初の主な目標として取り組んでいきたい。

 
最後に、このnoteを通じて、今年の部について振り返り、個人として、チームとして、今一度見つめ直す機会を頂き、感謝している。
御精読ありがとうございました。

2021年12月11日 1年 田中 義照

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