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#45『12月の人物カレンダー』
・1日:「沢庵宗彭」1573/12/1~1645/12/1
江戸時代前期の臨済宗の僧。紫衣事件で流罪になるも、許され、その後、徳川家光に厚遇された。詩歌・書画も残した。
・2日:「エドモントン・ロスタン」1868/4/1~1918/12/2
フランスの劇作家・詩人。不格好な鼻のシラノの恋を描いた戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』で知られる。
・3日:「永井荷風」1879/12/3~1959/4/30
作家。都会の風俗、風物、人間を描き続けた。『あめりか物語』、『断腸亭日乗』で知られる。
・4日:「藤原道長」969~1027/12/4
平安時代の貴族。三人の娘を入宮させ、三代の天皇の外戚となり政治の実権を握った。その後の藤原氏の繁栄の基礎を築いた。御堂関白とも呼ばれた。
・5日:「ウォルト・ディズニー」1901/12/5~1966/12/15
アメリカのアニメーション映画「ミッキー・マウス」などの製作者であり、「ディズニー・ランド」の創立者。
・6日:「徳川光圀」1628/6/10~1700/12/6
江戸時代前期の水戸藩主。『大日本史』の編纂をし、「水戸学」の基礎をつくった。史実とは異なるが、講談やテレビの「水戸黄門」で知られる。
・7日:「西郷隆盛」1827/12/7~1877/9/24
幕末、明治の軍人・政治家。江戸城無血開城に力を尽くした。新政府の中枢となったが、意見の違いから下野し、その後西南戦争で敗れ、城山で自刃した。上野公園の銅像でも親しまれている。
・8日:「ジョン・レノン」1940/10/9~1980/12/8
イギリスのロック歌手、作詞家、作曲家。ポール・マッカートニーらとビートルズを結成し、新しい音楽のジャンルを確立した。暴漢に襲われ、才能ある命を失った。
・9日:「ジョン・ミルトン」1608/12/9~1674/11/8
イギリスの詩人。失明後、詩作に取り組み、旧約聖書の「楽園喪失の物語」を深い宗教観にもとずき、『失楽園』として世に出した。
・10日:「太田垣蓮月」1791/1/8~1875/12/10
幕末、明治の歌人。家族との死別を機に「蓮月尼」になる。家集に『海女の刈藻』がある。また、自分の歌を陶器に書き付けたことでも知られている。
・11日:「運慶」?~1223/12/11
鎌倉時代の彫刻家。「快慶」らと制作した「東大寺南大門の金剛力士像」でよく知られている。実写的で力強い作風は、多くの人々に感動を与え、当時の武士階層から強い支持を集めた。
・12日:「ギュスターヴ・フローベール」1821/12/12~1880/5/8
フランスの作家。近代小説における写実主義の作品を書き、文学界に大きな影響を与えた。『ボヴァリー夫人』、『感情教育』などの作品がある。
・13日:「建礼門院」1155~1213/12/13
平清盛の娘、平徳子。高倉天皇の中宮で、安徳天皇の母。壇ノ浦の戦いに敗れ、安徳天皇とともに入水するが、自分のみ助けられ、尼となった。
・14日:「ジョージ・ワシントン」1732/2/22~1799/12/14
アメリカ合衆国初代大統領。独立戦争を指揮して勝利し、アメリカ建国の父と呼ばれている。
・15日:「A・G・エッフェル」1832/12/15~1923/12/28
フランスの技師・建築家。橋や鉄骨構c造の専門家で、1889年、パリのエッフェル塔の設計と建設を行った。
・16日:「C・C・サン=サーンス」1835/10/9~1921/12/16
フランスの作曲家であり、オルガン・ピアノ奏者。組曲「動物の謝肉祭」、歌曲「サムソンとデリラ」などでもよく知られる。
・17日:「P・オーギュスト・ルノワール」1841/2/25~1919/12/17
フランスの画家で、印象派の一人。柔らかく甘美な色彩が特徴で、豊かで量感のある人体を描くことで知られている。「浴女たち」などの作品がある。
・18日:「平賀源内」1728~1779/12/18
江戸時代中期の博物学者・戯作者。寒暖計、エレキテル(摩擦起電機)を作ったことで知られる。その他、鉱山の開発など多方面で才能を発揮した。
・19日:「大岡忠相」1677~1751/12/19
江戸時代中期の幕臣・大名。江戸町奉行、江戸の火消し組織、小石川養生所を作ったことでも知られる。江戸の物価問題にも取り組んだと言われている。
・20日:「岸田劉生」1891/6/23~1929/12/20
画家。独特の写実的な描写による画風で知られる。美術の教科書でよく見かける「麗子像」は特に有名。
・21日:「ジョバンニ・ボッカチオ」1313~1375/12/21
イタリアの作家。豊かな商家にうまれたが、文学の道を目指した。近代文学につながる重要な小説と位置づけられる『デカメロン』は特に有名。
・22日:「ジャン・ラシーヌ」1639/12/22~1699/4/21
フランスの劇作家・詩人。古典劇を完成させた人物として知られている。『フェードル』などが代表作。
・23日:「J・H・ファーブル」1823/12/23~1915/10/11
フランスの昆虫学者。生態を時間をかけてじっくり観察する学者で、『昆虫記』は、知らない人はいないほどの名作である。
・24日:「ヴァスコ・ダ・ガマ」1469頃~1524/12/24
ポルトガルの航海者。リスボンを1497年7月に出航し、アフリカ最南端の喜望峰を周り、翌年5月にインドに到達した。インド航路の発見者としてよく知られている。
・25日:「与謝蕪村」1716~1783/12/25
江戸時代中期の俳人・画家。最初は絵画で頭角を現したが、芭蕉を尊敬し、俳諧を学ぶようになった。『蕪村句集』、『新花つみ』などで知られる。
・26日:「徳川家康」1542/12/26~1616/4/17
三河岡崎城主松平広忠に長子で、江戸幕府初代将軍。豊臣秀吉死後、関ヶ原の戦いに勝利し、天下統一を果たした。
・27日:「小野道風」894~966/12/27
平安時代の書家。醍醐、朱雀、村上の三朝廷に能書により仕えた。藤原佐理、藤原成行とともに三蹟にかぞえられる。
・28日:「J・モーリス・ラヴェル」1875/3/7~1937/12/28
フランスの作曲家。バレー曲「ダフニスとクロエ」で名声を得、多くの作品を手がけたが、「ボレロ」は特に有名。
・29日:「山田耕筰」1886/6/9~1965/12/29
作曲家・指揮者。ベルリンに留学し交響楽を学び、日本の交響楽団の基礎を築いた。「赤とんぼ」、「この道」の作曲でも知らる。
・30日:「J・ラドヤード・キップリング」1865/12/30~1936/1/18
イギリスの小説家・詩人。インドのボンベイ(ムンバイ)に生まれる。『ジャングル・ブック』などの著書で知られる。
・31日:「寺田寅彦」1878/11/28~1935/12/31
物理学者・俳人・随筆家。地球物理学の研究者として知られる一方で、夏目漱石の門下生でもあった。筆名は吉村冬彦で、『冬彦集』などの作品のある。