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承認欲求が強いのは悪いことじゃない。他者の承認欲求を満たせないことの方が問題だと思う。

部下の承認欲求が強すぎで辟易しているという話しはよく聞きます。管理職研修に登壇すると、3人に1人くらいは言っています。

若い人に限らず、世の中全体で承認欲求が強くなっているのは、私も感じます。SNSが流行っているのなんて典型です。
10代、20代はInstagramやTikTok
20代後半~40代くらいはTwitter
40代以降はFacebook
という感じで、つかっているSNSは違っても、やっぱり「いいね」されたいのはみんな同じです。

承認欲求は行動の源泉にもなる。承認欲求が強い=悪い ではない。

noteでこんな記事書いてる私だって、承認されたいから書いているって部分は否定できません。

承認欲求が強いこと自体は大きな問題ではないと思います。
承認欲求が満たされていない感覚が行動力の源泉になることも十分にありえるわけですから。私なんかその典型で「絶対認めさせてやる!」みたいな気持ちで頑張れた瞬間は何度もあります。

他者の承認欲求を満たせない人は、自分の承認欲求を満たせないのでは?

承認欲求について、アラフォーの今になって思うことが一つあります。
他の人の承認欲求を満たせない人は、自分の承認欲求も満たせないんじゃないか?という仮説です。

承認欲求を満たすには他者承認と自己承認のどちらも必要と言われます。
また、他者承認があっての自己承認であるという人もいます。つまり、他者からの承認がないと自分で自分の承認欲求を満たすなんてできないということですね。

同じように他の人の承認欲求を満たしてあげられない人は自分で自分を承認することは難しいと思うのです。
なぜなら、承認欲求を満たす言葉や行動がわからないから。
この言葉を言えば相手の承認欲求を満たせるはずだ!という言葉がわかっていれば、その言葉を自分にかければ自分の承認欲求を満たせるはず。でも、それができない。

承認欲求は最近の私の中でも大きな関心キーワードの一つです。
承認欲求を満たし合える関係性の組織をつくりたいです。

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