【ネタバレ注意】映画「コーヒーが冷めないうちに」の感想
とある喫茶店のとある席でコーヒーをいれてもらうと過去に戻ることが出来るというお話。
過去に戻るルールはいくつかあって、喫茶店から出れないこと、コーヒーが冷めないうちに飲みきらないと元の時間に戻れなくなってしまうこと。
アメリカに行く幼馴染を追いかけた人、認知症の奥さんから手紙を受け取った人、事故で亡くなった妹に会いに行った人、幽霊になってしまったお母さんに会いに行った人…
色んな過去を見たけれど、私が一番心にきたのは認知症の奥さんに会いに行った人です。
夫であることも忘れられて、毎回誰!?という酷い扱いを受けるキツさと、まだ忘れていない、病気を夫に打ち明けられていない時のギャップが凄くて…
認知症の人の介護をしてる家族とかって、こんな気持ちなのかなぁとか思ってしまいました。
主軸のかずちゃんの話ももちろん感動的だったけど、私は認知症の夫婦の話が一番好きです笑
過去は変えられないけど、未来は変えられる。
今を大事に生きようと思わせてくれる映画でした。