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カタールW杯欧州予選 グループE 第6節 ベラルーシvsベルギー

目次
1.はじめに
2.スタメン
3.ベラルーシ
4.ベルギー
5.気になった選手
6.試合結果
7.最後に

1.はじめに

 9月シリーズ最後となりました6本目。ベルギーはルカク、フェルトンゲンが出場停止。
 両国共にメンバーを若干変更して臨んだ試合という事で、前の2試合とは戦い方が変わってくる事も考えられたが、どの様な試合になったか振り返っていく。

2.スタメン

3.ベラルーシ

 ベラルーシは5-3-2のブロックで守ってカウンターで1発をという狙いを持って試合に臨んだのではないだろうか。
 前半は前から積極的にプレスに行くという事はせず、しっかりと5-3-2のブロックを作って構えた上で縦横をコンパクトにする事でアタッキングサードまで前進されても決定機をほとんど作らせなかったが、数少ないチャンスの1つを決められ先制を許すかたちとなってしまった。
 後半になるとビハインドという事もあり、前から積極的にプレスに行き、高い位置で奪い返したいという狙いに変更したが、制限はかけられても思う様なカタチでボールを奪えず、終わってみれば試合を通してシュート数4本とベルギーの守備を脅かす事が出来なかった。

4.ベルギー

 ベルギーはボールを保持し、サイドから攻撃を仕掛けるという狙いで試合に臨んだのではないだろうか。
 サイドを中心にアタッキングサードまで前進するが、ベラルーシのコンパクトな5-3-2のブロック守備に苦戦していたベルギーであったが、WB又はWGもしくは左右のCBが相手の中盤脇をとり、そこにポジションを取らなかったWB又はWGが相手のWBをピン止め、WBに行かなかったもう一方の選手又は1トップの選手が左右のCBをピン止めし、CHがその間を使うという修正でベラルーシのコンパクトな守備を広げる事が出来るようになった。

 前半のうちに上で紹介した様に、ベラルーシの守備に対して対策を打ち出したが、アザールは途中出場したものの、「個」で変化を出せる選手が少なかったという面から見ると、この試合は上手くいっていなかったのではないかと感じた。
攻撃面ではこの様に感じたが、守備面ではこの試合もクリーンシートで終え安定した硬い守備を行っていた。

5.気になった選手


ベラルーシ代表17番 ヴィタリー・リサコヴィチ

 23歳ベラルーシの若きストライカー。2019年からA代表でプレー。18試合に出場し、5ゴールを記録している。この試合に出場していた10番のルスラン・リサコヴィッチは彼の弟である。

 所属クラブはロコモティフ·モスクワで先日開幕した今シーズンのヨーロッパリーグにも出場している。初戦のマルセイユ戦では75分に途中出場。
 代表の主力である彼だがクラブでは途中出場が多いようだ。

そんなベラルーシの若きストライカーの今後に注目してみるのも面白いのではないだろうか。

6.試合結果

2021.9.9
FIFAワールドカップ 欧州予選 グループE 第6節

ベラルーシ 0-1 ベルギー

得点者】

  ベルギー: プラート 33’

7.さいごに

この試合で9月シリーズの3試合を終え

ベラルーシ 勝ち点3の4位

ベルギー    勝ち点16の首位

となっており、10月シリーズでは

ベラルーシ vsエストニア,vsチェコが予定されている。

ベルギーは10月シリーズはワールドカップ予選は休みとなっている。

これで9月シリーズ最後となりますが、読んでいただきありがとうございました。
久しぶりのレビューで纏まりがなかったり、上手く伝えられていない部分もあったかと思いますが、10月シリーズも引き続き読んでいただけると嬉しいです。

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