欧州カタールW杯予選 グループE 第5節 ベラルーシvsウェールズ
目次
1.はじめに
2.スタメン
3.ベラルーシ
4.ウェールズ
5.両チームの気になった選手
6.試合結果
7.最後に
1.はじめに
こんにちは、ゆぅちゅんです。今回カタールW杯欧州予選グループE 第5節ベラルーシvsウェールズについての振り返ってみようと思います。
ベラルーシは第4節の試合を見たが、対するウェールズは第4節の試合がなかったので、先日行われたEUROには出場していたが、試合を見ていないので、今回初めて試合を見る為、どの様なサッカーをするのか非常に楽しみな試合となった。
2.スタメン
3.ベラルーシ
ベラルーシは5-4-1のブロックをミドルサードに作り、高い位置で奪ってショートカウンターという事がこの試合での狙いとしてあったのではないだろうかと考える。
この狙いが上手くいっていたのかというと、前半で勝ち越しに成功した2点目の場面(29’21)では上手くいっていた様に思うが、高い位置で奪いたい為か人を意識し過ぎている印象の方が強かった。
そんなベラルーシであったが、リードを奪って前半を折り返した為か、後半からは前半ほど人を意識して背後のスペースを使われる場面がなく、最終ラインも背後のスペースを消す事を意識するように修正されていた様に感じた。
しかし、ウェールズにボールを保持される時間が長く、奪っても前線に起点を作れなかった。
4.ウェールズ
まずはじめに、ウェールズというと、ベイルというスーパーな選手がいるので、ベイルに依存した属人的なサッカーをイメージしていたが、実際に見てみると全くそのような事がなかった。
ウェールズのこの試合での狙いとしては、ベラルーシのWBを引き出して背後のスペースを使うという事があったのではないだろうかと考える。
ベラルーシのWBの背後を使うという事はこの試合で再現性高く行われていたので、狙いは上手くいっていたのではないかと考える。
しかし、後半からはベラルーシも修正し、WBの背後を使わせないように、DFラインも背後を消す様になっていた。その為、中央から崩すという事も考えて選手交代を行ったが、流れの中から決定機を作れなかった点では上手く行かなくなってしまったと言えるだろう。
5.気になった選手
▪ウェールズ代表10番 ジョナサン·ウィリアムズ
60分過ぎからの途中出場ではあったが、後半ベラルーシに修正されてサイドの背後を使う攻撃ができなくなってしまった展開で、ベラルーシCH周辺の中央でボールを受けテクニックを生かしたプレーや、ドリブルで運ぶプレーなど、攻撃で変化を付ける事が出来る選手という印象を受けた。
個人的にこの様な選手は好きなので、もっと長い時間プレーを見たかった。
6.試合結果
2021.9.5
FIFAワールドカップ 欧州予選 グループE 第5節
ベラルーシ 2-3 ウェールズ
【得点者】
ベラルーシ: リサコビィチ 29’(PK)
セドコ 30’
ウェールズ: ベイル 5’(PK)69’(PK) 90+3’
7.さいごに
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。ウェールズは今節の勝利で2位チェコとの勝ち点差が1となった。終了間際で勝ち点3を手に入れた事は今後のチェコとの2位争いを考えた時にも非常に大きなものとなるだろう。
今後グループEを見ていくうえで、ウェールズとチェコの2位争いにも注目したいところである。
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