【初心者向け】Etherscanの見方を紹介

これからDeFiやDEXを触る方には必要不可欠と言っても良い「Etherscan
このサイトの見方を説明していきます。
(bscscanやpolygonscanも同じ見方なので当てはめてください)

目次

・Etherscanとは何か
・基本的な事を用途別で紹介
・まとめ

 What is "Etherscan"

Etherscanとは、Ethereumブロックチェーン上での取引(トランザクション)の内容を見ることが出来るサイトです。
送金情報は勿論、NFTの内部情報やアドレスの残高照会などを詳しく見ることが出来ます。

How to use "Etherscan"

今回は、基本的な部分なので、この5つの用途で紹介していきます

1/ 自分のアドレス表示
2/ 保有トークンを照会
3/ トランザクションを閲覧
4/ トークンの内容を表示
5/ Ethereum Mainnet限定機能 - NFT表示


1/ 自分アドレスを表示


自分のMetaMaskのパブリックアドレス(0xから始まる文字列)をEtherscanの検索欄に入力してください

そしたら、自分のアドレスのページに飛ぶことが出来ます


2/ 保有トークンを照会


自分のアドレスのページに"Overview"と記載されている所があるので、ここで自分の残高や保有通貨を見ることが出来ます。

Balance - Ether単体の残高
Ether Value - Ether単体のドル換算での残高
Token - 自分の保有するトークンの合計残高

Overview記載説明

"Token"のドル換算での残高が表示されている部分をクリックすると、
自分が保有しているトークンを一覧表示させることが出来ます。

"ERC-20 Tokens"というのが通貨になります

NFTの場合は、ERC-721やERC-1155という表記の欄に入っております⇩


3/ トランザクションを閲覧


自分のアドレスのページに飛ぶと、そのアドレスに関連したトランザクションを一覧で見ることが出来ます。

ここに表記されている事

Txn Hash - そのトランザクションのハッシュ
Methood - トランザクションの種類
Block - トランザクションが承認された時のブロック数値
Age - 取引日時
From - 送り元アドレス
To - 送り先アドレス(受け取りアドレス)
Value - 数量(ETH表記

Txn Fee - そのトランザクションに掛かったガス代

これでも十分読み取ることが出来ますが、一つのトランザクションを深く見たい場合は該当するTxn Hash(一番右の部分)をクリックして飛ぶことが出来ます。

深く見ることが出来ると言っても、本質的な部分は一覧と変わりません。
時間やガス代を詳しく見ることが出来るくらいですね。


4/ トークンの内容を表示


今回は試しにUSDTのコントラクトアドレスを使用します

USDT ContractAddress
0xdAC17F958D2ee523a2206206994597C13D831ec7

※ネットワークによってトークンのアドレスが変わるので、使用している
チェーンと一致させてください。

検索欄に貼り付けて掛けると、USDTのトークン内容を見ることが出来ます。

Overviewを見てみましょう

PRICE - トークンの価格
MAX Total Supply - トークンの合計発行枚数
Holders - トークンの保有アドレス数
Transfers - このトークンを使った送受信数

Profile Summaryも見てみましょう

Contaract - トークンのコントラクトアドレス
Decimals - ERC20の少数(メタデータなので特に知る必要はなし)
Official Site - トークンの公式URL
Social Profiles - トークンのSNS等

自分のアドレスと同様に、このトークンを使用したトランザクションが表示されます。見方は3/で紹介した方法と同じです。


他にも、Holder数やトークンのアナリティクスなども見ることが出来ます

HOLDER
ANALYTICS


5/ Ethereum Mainnet限定 - NFTを閲覧


自分のアドレスを検索し、”ERC-721 Token Txns”というページに飛びましょう。(NFTの規格によってERC-1155の場合もあります)


そしたら、自分が購入したNFTのトランザクションを見ることが出来るので、閲覧したいNFTを選択し、右の"View NFT"をクリックしましょう。


クリックすると、画像と共にNFTの詳細が表示されます

記載されている内容⇩

Owner - NFTの保有アドレス
ContractAddress - NFTの契約
Creator - NFTの作成者アドレス
Token ID - NFTのトークンメタデータ
Token Standard - NFTの種類

ちなみに下の”Item Activity"からOpensea上で取引した履歴を見ることが出来ます。


まとめ

Etherscanには他にも色々機能がありますが、全てを紹介しようとすると膨大な量になるので、深くまで使いたい場合は自分で探ってみてください。

今回はあくまでも初心者向けの内容なので、基本的な使い方を重点的に解説しました。






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