今日の記録 2020/5/24

やった


給付金申請

例の給付金の申請をした。今月の頭に、オンライン申請をしようと思ってマイナンバーカードの発行申請をするという、申請のための申請をしていたのだが、まだそれが届いていない。そのため結局郵送で申請することになった。大体一ヶ月で入金されるらしい。入金されたら本を買おうと思います。

Parcel を使い始めた

自分は全く知らなかったのだが、会社の人の紹介で Web application bundler の一つに Parcel というのがあるということが分かった。webpack と似たようなもので、特徴としては設定ファイルなど無しで簡単に使えて、バンドルが高速で、いろいろなものに対応(例えば Vue や WebAssembly といったもの)しているということだった。仕事で簡単なランディングページを作ることになったので、それ用に使ってみることにした。そして速攻詰まったのでその問題について別なノートを書いたりしていた。

使用感については改めて書きたい。今のところ、バックエンドがいらないようなサイトであれば、本当に簡単に作り始めることができて良さそうだなという感触だった。他の例だと、いわゆるポートフォリオサイトなどを作るのに向いていると思う。



読んだ

GEB - P156 ~ 162

この世界が再帰性によって作られているということについて。あらゆる素粒子は互いに影響を与えあっていて、P151で出てきた関数FとMのように、あるひとつの素粒子について何かを定義しようとすると、その周辺に存在するあらゆる他の素粒子について考える必要ができる。また最初に定義しようとした素粒子は、その他の素粒子に影響を与える側であるため、複雑な入れ子になってしまっている。
 具体的な例としてファイマン図というものが取り上げられているのだが、物理学の方の分野ではよく使うものだろうか?自分の記憶の限りでは見たことがなかったように思う。
 P160にはエッシャーの『魚とうろこ』という絵が出てくるのだが、これについて著者は以下のように言っている。

しかし、魚のどのひとつの細胞の中にも魚のDNAが含まれていて、そのDNAは魚全体をきわめて複雑に折り畳まれた「コピー」なのであるーーだからエッシャーの絵には一片の真実より以上のものがある。
P159

エッシャーが本当にそれを意識していたかは分からないとはいえ、感動の質が大きく変化して声が出てしまった。元々は単に、よくできた絵だなあというような感動だったが、この一枚の絵に対して命の神秘のようなものを感じるようになった。著者が、この本の最初の『GEB20周年記念版のために』で言っていた、生命のない物質から生命がどのように生まれるか、ということについての重要なことの一つがこれなのかもしれない、と感じた。ある一部分が全体を含んでいる。そして全体というのはその一部分が組み合わさり、重なり合って作られている。すごい。


みんなのデータ構造 - P118 ~ 121

ある全順序な集合の要素を持つ二分木での探索と追加。この「集合」という言葉を読み逃していて、追加のところで「まずxを検索する。もし見つかれば挿入の必要はない」というのが何故なのか分からなくて困っていた。これは集合です。明日この範囲を実装する。


安全な Web アプリケーションの作り方 - P172 ~ 174

SQLインジェクション対策として、プレースホルダーが使えない場合についてと、Perl, PHP, Java による MySQL への安全な接続方法。


プログラミング Erlang - P137~138

モニタとキープアライブプロセスについて。前の方で、システムプロセスと監視しているプロセスが相互に作用し合うということだったので、実際に書くとなるとむずかしそうだな……と思っていたが、モニタというものがありそれが一方向のものだった。そしてキープアライブプロセスというのも実現できて、なるほど便利そうだけど競合状態考えたりするのか、何にしろ難しそうだな……と思っていたところで、今度は OTP ライブラリという便利なものがあるらしかった。


システムの科学 - P83 ~ 88

ここのところついて行けてないような感じがしてしまっていたが、今回の部分はおもしろい話だった。


4 9 2
3 5 7
8 1 6


というように数字が2次元的に並んでいるものを記憶するように言われた時、人はこれをリストのように記憶している、という話。実際上の数字を数秒で覚えて見えないようにしてみて欲しい。下にスクロールすると質問が書いてある。





3 の右隣はなんでしたか?






では 5 の下にあるのは?



まず 3 の右隣を答えた時は、「4 9 2, 3 5 だから 5 だな」という考え方をした。次に 5の下を考える時には、「5 のある段が 3 5 7で、その下には 8 1 6 があった。ということはこれを並べてみると 5 の下に来るのは 1 だな」というように考えなかっただろうか。単に右隣の値を言うときは記憶した数字がリスト構造に入っているように、上から下に向って走査したような思い出し方をした。そして 5 の下を考える時には、リストとして記憶していたものを頭の中で揃えて、上下という関係を改めて作ってから答えを言った。
 写真記憶ということも可能であると聞いたことがあるので、それができる人は映像から直接 5 の下は 1 だという風に答えることができるのかもしれない。


値が上下にあるというような、あるものとあるものとの「関係」に着目した覚え方というのがあり、例えばチェスの上級者というのは盤面を多くの関係によって記憶しているという話に繋る。確かに、同じような盤面のサイズで、もし何のルールもなく駒がちらばっているものを覚えるとしたらとても大変だろうが、チェスというゲームの中で表れる一場面であれば、キングを守るようにルークがいた、というような関係性によって記憶がしやすいことが分かる。何個かの駒の場所さえ覚えておけば、それの周辺に出現しうる駒のパターン、逆に出現しえないパターンというのが自ずと見えてくる。


英語

一億人の英文法とDuo 4ページずつ


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