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【現状維持=衰退】老舗の本気に学ぶ

すっかり寒くなってきましたね。私の日課は早朝の散歩なのですが、さすがに寒くなってきて、ベンチコートを買いました。氷点下でも散歩は続けます。日課ですからね。

さて、防寒といえばダウンジャケット。フワフワであったかいですよね!この10年でよく見かけるようになったダウンジャケット、ありませんか?

モンクレールです。

ずいぶん人気のようで、ニセモノも出回っているようです。気をつけてください。

モンクレールはイタリアの企業です。創業は1952年ですから、すでに70年の歴史がある老舗企業です。それがなぜ、急に日本でブランドを確立したのか。

老舗としてしっかりとした技術を持つ同社は、近年になってデザイナーを大量に雇い、ダウン以外の商品も発売。明確な意図を持って、ラグジュアリーブランドを作り始めたのです。

現状維持=衰退、という話を聞いたことがありますか?現状を維持したい、と思った瞬間から衰退は始まるのです。技術の進歩、新規参入。安泰なポジションは続きません。

だからこそ、現状を維持したいと思うなら、将来の売上を作るための投資が必要です。飲食店やホテルを想像してください。目には見えない、けれど着実に、建物は古くなる。料理のメニューは飽きられていく。常に工夫やメンテナンスが必要だということがご理解いただけると思います。

私は、中小企業の「財務」をお手伝いするコンサルタントです。財務っていうのは、会社がこれから何にどれだけお金を使えるのか?ということと、そのお金をどこから持ってくるのか?を考えることなのですが、こんなこと思いませんか?

コンサルなんて、元手もなしに気楽な商売だなと。

違います!今のスキルに甘んじた瞬間、衰退が始まるのです。

ですから、皆さんが聞いたら引くような高額セミナーを受けることはもちろん、日常的に知識をアップデートしない人は成功しません。たくさんの人と会うのも、自社のサービスを良くするため。それを止めたとき、衰退が始まるのです。

会社を長く続けるために、先行投資をしなくて済む会社はありません。では、あなたの会社にとって投資とは何でしょうか?

投資の目安は、1年以上に渡って利益を生むものを作るために使うお金のことです。顧客リスト、人脈、新卒社員採用、マーケティングなどにかかるお金は、投資です。

使えるお金のうち、意図的に投資に振り分ける姿勢。これが会社を衰退から守り、永続させるために不可欠です。

モンクレールについては、堀江氏が話しているこんな動画が参考になります。それではまた。


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