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「Sustainabilityある未来」について考えた。

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文藝春秋とnote編集部の2024年度共同企画「#未来のためにできること」への応募にかこつけて、これまで考えてきた事をまとめたのを発端とするシリーズ。概ね1000字以内の本文と「…
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#深層学習

【本文無料】Sustainability拾遺集(02)ノーベル物理学賞・化学賞の衝撃

「集計範囲を拡大する方向のベイズ更新」すなわち過去投稿への追補。今回取り組むのはこちら。…

0〜
割引あり
Yasunori Matsuki
1か月前
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【本文無料】Sustainability拾遺集(01)「transformerモデル登場の歴史的意義とこれか…

「集計範囲を拡大する方向のベイズ更新」すなわち過去投稿への追補。今回取り組むのはこちら。…

0〜
割引あり
Yasunori Matsuki
2か月前
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「#未来のためにできること」に応募してみました⑩一定量以上の蜂蜜(Honey)が蜂達の物…

以下の投稿についてのプロダクション・ノート的まとめ。 はてさて自然言語の進化は写真の登場…

Yasunori Matsuki
2か月前
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「#未来のためにできること」に応募してみました②「ハードウェア性能のデモンストレ…

以下の投稿で「人類の多くは人工知能技術自体の連続的発展ではなく、折り目折り目に現れるイン…

Yasunori Matsuki
4か月前
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「考える機械の登場」がもたらすのは「人類の知性の敗北」ではなく「人機一体時代の到…

1996年から1997年にかけて人間のチェス名人と互角の勝負を繰り広げられたチェス専用スーパーコ…

Yasunori Matsuki
4か月前
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「#未来のためにできること」に応募してみました①「人類の多くは人工知能技術自体の…

ふと気が向いて文藝春秋とNoteの共同企画「#未来のためにできること」に応募してみました。 …

Yasunori Matsuki
4か月前
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結局、持続可能な未来の到来を妨げるのはシンギュラリティというより「人間自身による人間自身の為の人間自身の規定」による制約のせいという話。

思えばGoogleが最初のLLM(大規模言語モデル)Transformerを採用したのが2017年。翻訳ツールの精度をルール駆動エキスパート・システムで維持するのが困難になったからで、まずその展開自体がパラダイムシフトだった訳ですが、その瞬間には全く話題になりませんでした。人類全体が反応したのは「人間との対話能力を備えた」ChatGBTが登場したタイミング(2022年)。 何もこれが初めてという話でもありません。深層学習アルゴリズムの大源流は、同年発表されたニューロン・コン