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「Sustainabilityある未来」について考えた。

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文藝春秋とnote編集部の2024年度共同企画「#未来のためにできること」への応募にかこつけて、これまで考えてきた事をまとめたのを発端とするシリーズ。概ね1000字以内の本文と「…
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2024年9月の記事一覧

【本文無料】Sustainability拾遺集(01)「transformerモデル登場の歴史的意義とこれか…

「集計範囲を拡大する方向のベイズ更新」すなわち過去投稿への追補。今回取り組むのはこちら。…

0〜
割引あり
Yasunori Matsuki
2か月前
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「#未来のためにできること」に応募してみました(13)とりあえず中締め②。

以下の投稿についてのプロダクション・ノート的まとめ。 そして「最新IT企業のSustainability…

Yasunori Matsuki
2か月前
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「#未来のためにできること」に応募してみました(12)「戦力外通知される恐怖」が、つ…

以下の投稿についてのプロダクション・ノート的まとめ。 出発点としての福沢諭吉「脱亜論(188…

Yasunori Matsuki
2か月前
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「#未来のためにできること」に応募してみました(11)日本独自のSustainability観の伝…

ああ、遂に番号キャラクターが尽きてしまった…以下の投稿についてのプロダクション・ノート的…

Yasunori Matsuki
2か月前
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「#未来のためにできること」に応募してみました⑩一定量以上の蜂蜜(Honey)が蜂達の物…

以下の投稿についてのプロダクション・ノート的まとめ。 はてさて自然言語の進化は写真の登場…

Yasunori Matsuki
2か月前
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「#デジタルで変わったこと」に応募してみました1/1。未来を明るいと感じるか暗いと感…

以下の投稿についてのプロダクション・ノート的まとめ。 あまりに微妙なデジタルとアナログの…

Yasunori Matsuki
2か月前
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「死中に活を求める」タイプのSustainabilityについての話。

タロットカード「太陽」は「完成」だけでなく「(努力終焉に伴う停滞がもたらす)完璧な死」を示唆する事も。ある意味「死神」の暗喩する「破壊と再生のサイクル」より恐ろしい結末ですね。そもそも爆撃機撃墜技術として始まった情報理論では「情報量が0になって終わる解析完了」とは元来「後は機関砲なり対空砲なりをぶっ放すだけ」なる物騒なイメージでした。でも、もしそこに至る計算全てが罠だったら? 第二次世界大戦当時の航空戦といったら、本人もP-38ライトニングに搭乗して死線を潜ったマーティン・

シンギュラシティより恐ろしい「Big Data活用術の人間への依存率が低下していく時代」…

地球上の生物が初めて視覚と視覚情報を授かったカンブリア爆発期に「史上初の百獣の王」の称号…

Yasunori Matsuki
2か月前
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【デジタルで変わった事】より速く、大量に、最小限の誤差で。

太古の昔から大天文学者とか大物理学者とか大数学者と呼ばれ敬われてきた人達は、振り子の振る…

Yasunori Matsuki
2か月前
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「いつからかSustainabilityが全てに優先される様になった」という話

「枕草子」「方丈記」「徒然草」などの随筆が日本人の間で広く読まれる様になったのは江戸時代…

Yasunori Matsuki
2か月前
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未来が勝手に向こうから襲来してくる場合のSustainabilityについての話。

イタリア・ルネサンス以降、解剖学や建築学の成果が粛々と絵画化された背後には「カメラ・オブ…

Yasunori Matsuki
2か月前
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「#未来のためにできること」に応募してみました⑨日本こそ「対ディズニー戦争」の継…

以下の投稿までで一つの学習プロセスが完了しました。 Sustainabilityとは「準安定段階の持続…

Yasunori Matsuki
2か月前
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破壊的イノベーションとしての「ガラスの靴の美女」は今日なお華麗に逃亡を続けている…

去年から今年にかけて海外アニメ・ファンの間で「舞踏会論争」なるものが展開しました。日本の…

Yasunori Matsuki
2か月前
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「#未来のためにできること」に応募してみました⑧とりあえず中締め①。

すでにお気付きの人もいるかもしれませんが、このシリーズでは「身近なSDGsエッセー」なる与えられた課題と自分の従来に関心の接点を探るべく、ある種のランダムフォレストを仕掛けてみました。 一旦は人工知能に敗れたプロの囲碁棋士が「定石=人間的知性の人間的知性に対する過剰適応」から脱却し「青い手(最適手)も緑の手(第二候補)も打てない蕁麻疹状態(各マスの確率表示のみが可能な状態)」に追い込むAI攻略法に到達した先例に倣いたかったのです。既存文学でいうとシュテファン・ツヴァイク(S