閑話休題~舞台編~
本編はちょっと近くて遠い話をしています。
が、個人的に本編との親和性が高いなと感じているので残そうかと。ただ、あくまでも表題通り閑話休題ですので、どうぞご自由に。
転職をして機会がぐぐっと減ってしまったのですが、ほぼわたしのライフワークでもあったのが舞台でした。
幼少期からダンスに傾倒、大学はお芝居を表・裏方ともに勉強する学科を卒業し、最終的に舞台に限らずエンタメ関連の業界に関わることが約10年強ありました。
今もあながち遠からずの世界にいるのですが、キャリア的には全く違う方向を向いているので、私の業界歴はそこでストップしているようなものです。
前述の通り、転職をして機会は減っていますがもちろん舞台は大好き。ただ音楽編にあるようにミュージカルはめちゃくちゃ苦手です。(歌唱部分にあるセリフを脳内理解する前に曲が終わって次の展開へ行ってしまうので)
せっかくなので大小含めて好きなところ詰め合わせでご紹介。
鎌田順也(ナカゴー/ほりぶん)
鎌田さんが書く作品は毎度過呼吸になりながら見る作品ばかり。
初めて出会ったのは、ほりぶん『牛久沼』。眼の前でワンピース姿の女性たちが鰻を求めて行ったり来たり、頭壊れるかと思ったし、頭壊れた人たちがやっていると思った(褒め言葉です)。
その後上演された『牛久沼3』も素晴らしかったし、そのときに配布された当日パンフにあった構想段階の『牛久沼4』はずっと心待ちにしています。
牛久沼シリーズだけでなく帰るときには「何を見たかわからないけれど、メッセージとも違う何かが残っている」という感覚がずーんと残る作品ばかりでした。
23年夏に鎌田さんは急逝されたので牛久沼4に限らず新作は叶わないのですが。
とても愛されている方でたくさんの追悼文集を読むと目頭が熱くなります。
東葛スポーツ
主宰・金山寿甲の人生。切り売りしすぎです。
『パチンコ(上)』は第67回岸田國士戯曲賞を受賞、回を追うごとにチケットがどんどん取りづらくなっているのが玉に瑕ですが、それにしても金山さん、、切り売りしすぎです。
少しでも相続税のお役に立てれば良いんですが、そうも行かないのが演劇の世界。
さんざ、ミュージカルは見れないと言っておきながら前言撤回。ラップが芝居を埋める舞台です。
北千住はシアター1010の稽古場でしか味わえないあの空気感。帰りのエレベーターを降りる頃には忘れてしまうあの空気感。(3331の空気感もすきでした)
コロナの影響でお酒飲みながら見れなくなっちゃったけどぜひ飲酒復活してほしい。酒飲みながら見たい舞台。
TEAM NACS
あ、急に有名どころ出てきたとか思ったでしょ。確かに有名どころです、だってご存知大泉洋大先生がいらっしゃいますし、わたしもこの並びに書くのちょっと考えました。
でもどうしても私とは切っても切れない関係性を築いてしまっているので書かざるを得ない。
だってこの人たちのために北海道に度々飛び、実家みたいな飲み屋が出来て昨年は本人たちのイベントがないのに都合6回飛んでました。あっちに家買おうか悩んでるくらいです。
と、まあ北海道に関する話になってしまったのですが、もともとはこの人たちがいたからというところに立ち返ります。
大泉大先生のおかげでバラエティ色が強くなりがちなんですが、大泉さんに限らずこの5人なんでもやっちゃう、とにかくマルチがすごいんですわ。所属事務所であるオフィスキューが「マルチであれ」という社風なもんで、なんか全部やってる。
多彩なキャラクターが登場する演劇に限らず、自分たちで歌詞書いて曲作ってとか、仕舞には2年に1度キラキラアイドルもやってます(舞台上の盆舞台を笑顔を振りまきながらくるくる歩く、、ちょっと踊ったりもします。)
もちろん体張る系のバラエティも北海道では見れます。(というか、北海道から出してはならない、かもしれない。ので各種配信サービスでは見れません。おならで第九を演奏するとかだから。)
大河やらアカデミー賞やらバイプレーヤーやらパンチパーマーやらアグリマンやら。。やってても根幹はずっと北海道にあるしそれこそ安売りをしない(いや、北海道では安売りかもしれない)けれどかっこいいおじさんたちです。
80歳までやってほしい。そして見届けたい。
そしてこのnote的なおはなしでいうと、こちらの末っ子こと音尾琢真も演出したり、カレーが大好きです。カレー王という舞台を書いたこともあります。(どうでもいい)
春にはこの末っ子とともに行く沖縄FCツアーがあり、いまわたしはそれに向けて調整中です。(もっとどうでもいい)