はじめてのやじるし
そもそも初めてエイトのライブに行ったのは横山担の友人に連れられ、豪雨の18祭@日産。
誘われたものの推しもいないし何も持たずにいようと思ったら差し出してくれたのはやじるしのうちわでした。横で持っているだけでいいからと頼まれ、横山くんのためにアピールをするいわばお仕事。そうです、わたしやじるしは友人が推しにアピールするためのやじるしを持つひとです。
当時の私が知っているエイトのみなさん
当時の私が知っていることといえば、カウコンとかで着ぐるみ着てへんてこな歌歌ってる人。
WEST SIDE(ランディーズ・ロザン・キングコングで00年代初頭に結成してた芸人アイドル)の上位互換くらいにしか思ってなかったです。
ましてや、ラジオの関係で知っていたヨコヒナしか顔が判別できず、ごめんだけどあとの3人は名前も顔もわかんなくて本当に色の人でした。マイクがメンカラになってるのやさしいなって思ったくらい。あえて色で言うけど青と緑とオレンジの人ごめんなさい。
(というくらい、SMAPは他グループとの関わりがなさすぎて本当に目に入ってくる瞬間がなかった…。)
やじるしは忙しい、仕事だもの
ライブ始まる前も久々のJ関連のライブだなー。とか、スマコンで日産来てあのへん座ったなー。とか、あのときも本番中は晴れたけど雨降ったよなー。とか、あのときの友達げんきかなー。とか、なんか泣きたい気持ち(中居くんソロから始まる名曲なんでぜひ)に。
まさかのAブロ最前だったけど知ってる曲も僅かで、ライブで騒ぐの久々で楽しいけどまあこんなもんか、みたいな感じ。
横山担の友人は常に横山さんの方を向いているので、やじるしとしての仕事を全うするため必死に横山さんを追うばかりで曲を聞く余裕もなかったというのが正直なところ。
バクステ方向向くときはうちわを逆さまにしてやじるしがちゃんと友人の方に向くようにしたり、意外と忙しい。
そして、気を抜くと目で追ってる人がちがう人だったりする。
お寿司たくさん食べたりするオレンジの人をみてパブリックイメージのままなんだなとか思ったり。
ちなみに一番沸いたのはHey Hey おおきに毎度あり。
イントロで!!!ってなってたけど周り誰も沸いてなかった。かなしい。
やじるしにとって落ち着いて正面を見ていられるのはバンド編成のときだけ。喝采がいい曲だなーって。
バンド編成のときにようやく気づいたけれど、モニターに曲名や歌詞がでるのめっちゃやさしい。初見を置いていかない配慮が嬉しかった。
豪雨でビシャビシャになりながら、やじるしもつの楽しいなって感じてその日は終了。
お仕事じゃないライブは物足りない
しれっと翌日も入るんだけど、この日はやじるしではなくこれで入ってくれと言われ参加。喝采をもう一度聞けるしラッキーくらいのめちゃくちゃ軽い感じで。
確か8BEATあたりのペンラを貸し出された記憶。
やじるしの仕事がないからどう楽しんだらいいのかわからなくて(自由にどうぞって言われるのが一番難しいやつ)なんか無心でペンラを上げたり下げたり。
バクステ近くて俯瞰で見れたからその時に挨拶のときにペンラの色メンカラにする文化があるんだーとか思ったかな。面白いよね、各グループの文化って。
でもその色を変えるのを見れたおかげで2日目終盤にしてようやく、顔と名前が一致しだすのでした。
とつらつら当時の失礼な私を回顧しましたが、
やじるしを持つのは異様で楽しい。だから2日目はちょっぴり物足りない。
18祭を通して、それが一番の感想。
やじるしとしての自我が生まれた瞬間でした。