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「好きなことで、生きていく」ために必要な「情報」①(「革命のファンファーレ」西野亮廣)

ちょっと今更ですが、今だからこそ、キングコング西野さんの「革命のファンファーレ~現代のお金と広告~」。

この「はじめに」にも書いてありますが、時代は一気に変わってしまって、

本来、色々と教えてくれるはずの親や先生はその変化に対応できる経験をしておらず、もうここから先は、自分たちの頭で考えるしかない、という状況で。


「好きなことをして生きていけるほど、世の中は甘くない」

そう言われていたころは、「お金=ストレスの対価」であって、やりたくないことをやっている報酬として、お金をもらっていた。

だからこそ、「好きなこと=ストレスのないこと」でお金がもらえるほど、甘くないぞ、と。


だけど時代は変わり、テクノロジーは進化し、そんなやりたくもない仕事は、どんどん機械にとってかわられていき、そしてこれからはAIがなお、そんな仕事を代わりにしていってくれる。

多分、機械にそしてAIにとってかわられていく仕事は、「やりたくなくて、ストレスがかかる仕事」から順番で、

「やりたくて、ストレスなくて」かつ「楽しさから生まれる人間にしか出せない創造性を必要とする仕事」が最後には残るんだろうな、と。


そして時代は人生100年時代。20歳で就職し、40年働いて60歳でも、100歳までもう40年。もう一回、40年間が待っている。

その大半を、働いて過ごしていく中で、そんな「ストレスのかかること=嫌なこと」やり続けられるかな?そもそも、体もつかな?と。


YouTubeのCM「好きなことで、生きていく」は、何も特別なことじゃなくなっていって、

今までのハーフマラソン人生だったら何とか我慢できたかもしれないけど、更に倍のフルマラソン走り続けなきゃいけない中、そしてストレスがかかる仕事が機械やAIにとってかわられる中、

ここからは、”好きなことを仕事化するしか道が残されていない”時代だ。

というのは、本当にそうだと思う。

それは何も、今の仕事辞めて起業する、とかではなくて、今の仕事のビジネスモデルを「好きなこと」に近い形に変えていくことも含めて。

「既存の仕事」の「好きなこと」化。


この変化から目を背けた人間から脱落していく。

なぜ人は変化から目を背けるのか。それは変化していくことが怖いから?勇気がないから?

西野さんの言葉。

必要なのは「勇気」ではない。「情報」だ。

「柳幽霊」ってのがありますよね。幽霊だ!怖い!と思ってよく見たら、風に揺れる柳の木だった、っていうやつ。

人が怖いと思うのは、目の前のものが明確に怖いからではなく、それが何だか分からないから。分からないことが何よりも怖い。

リアルな姿が見えてしまえば、本物の幽霊だって、そこまで怖くないかも?(笑)


変化も、分からないから怖い。

そして、その変化にどう対応していったらいいか分からないから怖い。

時代がどう変わり、それに対して自分がどう変わっていけばいいのか、何をどうしたら変わっていけるのか。

それが分かれば変化もそんなには怖くなくなる。

そのためには「情報」が必要だ。


そして、好きなことを仕事化して生きていく、ということには、ある程度、他の人からコントロールを受けずにセルフマネージメントして生きていくことが必要になる。

その時に必要になるのは、個人的には「自らを律する能力」と「自らを売り出していく能力」だと思ってる。

前者が「自己啓発」的な「情報」から得られる能力で、後者は「経営戦略」「マーケティング戦略」的な「情報」から得らえる能力かな?と。

そして両者に共通して、「脳科学」「心理学」的な「情報」は必要だと個人的には思ってる。

こういった「情報」も、これからの時代では今まで以上に多くの人に、これまではそういったことが関係なかった人にも必要となってくると思う。


西野さんは、自分の限られた世界の中ではありますが、後者の「経営戦略」「マーケティング戦略」的な「情報」において、かなりトップを走っている方だと思っているので、

そんな西野さんの「革命のファンファーレ~現代のお金と広告~」の内容を追っかけながら、

自分なりの考え方や「情報」を何回かに分けて少しずつ、書き留めていきたいと思ってます。

もしよろしければ、今後ともお付き合い下さい。

ではまた、次回。


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やざき
長野県茅野(ちの)市に住みながら、仕事のメインは東京です。ファイナンスやマーケティング、自己啓発や脳科学・心理学、素敵な言葉が散りばめられた小説やエッセイなどレビューしながら、自分が日々感じていることを綴っていければと思ってます。田舎LIFEの良さも伝えられたらいいな。