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苦しい時ほど、自分を鼓舞する



おはようございます!ヤザキ電気です。


今日のテーマは、「苦しい時ほど、自分を鼓舞する」です。


鼓舞してくれる存在


特に大きい現場をやるときに感じると思うんですが、士気を鼓舞してくれる人がいるとだいぶ違いますよね。

どういう人かと言うと、職長です。

指揮官のような存在で頼りになるような職長がいると、仕事が進めやすいので、だいぶ大きな存在だなと思います。


鼓舞してくれる存在がいないとき


職長がいてくれればいいんですけど、いてくれない場合がありますよね。

例えば、自分で独立した時や、1人で現場をやる時、自分が職長になった時などです。

そういう時、気持ち的に現場で追われて、逃げたくなる時があります。

そういう時、僕は実際に逃げたことはないですが、気持ち的には、逃げたかったです。

すごく嫌なことが続くと、気持ちがどんどん落ちていって、朝、現場に行くのが、億劫になるということがありました。


そういう時ほど、自分で自分を鼓舞していくしかないんです。

自分なら負けない、自分ならできると自分に言い聞かせながら、必死に現場に食らいついていくということをやっていました。


実際、僕の周りであったことなんですが、軽天屋さんの中にはヤンキーがすごく多いんです。

今は、だいぶ減りましたが、RC造とかでよくやる型枠大工さんや鉄筋屋さんが天敵でした。

実際、そういう人達と一緒に現場に入ったこともあるんですが、やっぱりおっかないですよね。

ドラマの世界みたいな状況でした。

山梨で現場がある時は、そういう人達が多かったので、すごくやりづらくて、憂鬱になることが多かったです。

そのために、実際、業界を去っている方もいたり、現場を逃げちゃった方もいました。

そういう時は、自分を何とか奮い立たせなきゃいけないというところにつながってくると思います。


自分よりも大変な人のことを思い浮かべる


また、僕は、昔は、県外に出ることが多かったです。

出発する時間は、大体、朝3時半〜4時くらいだったんですが、疲労が溜まっていくと、辛くなっていきました。

そうなってくると、どんどん弱気になっていくことを感じました。

気持ちがそのままだと現場に影響が出てしまうので、自分で対策を練っていました。

それは、中央道を走っていると出会う長距離トラッカ―の人達のことを考えるということです。

以前、長距離トラッカ―のドキュメンタリーで、長距離トラッカ―の方達は、他の家族を置いて、出稼ぎでやられている方が多いというのを見ました。

自分が、山梨から東京に行くときは、1時間半〜2時間で着きますが、長距離トラッカ―の方は、車の中で寝泊まりしながら本道を走ります。

その人達のことを考えながら、自分よりも大変な想いをして頑張っている方もいるんだ、自分はまだまだだなというのを思い込ませて、自分はまだいけるんだと鼓舞しながら行ったという思い出があります。

体力的にも精神的にも大変なことが多くありますが、そういう時ほど、自分を鼓舞していく、気持ちを切らさないでいられる、工夫をしていくことも1つの技術になってくるのかなと思いました。


それでは、今日も一日ご安全に!

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