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視座の高さで学びが広がる

こんにちは、吉川です。

「視座を高くしよう!」

と上司から言われた経験がある方や、ビジネス本などで"視座"について目にした方も多いのではないでしょうか。

最近、私も視座の大切さについて考える事がありました。
Webサイト構築プロジェクトのミーティングで、チームリーダーから
「スタッフの○○さんは視座が高くて学びや気づきが多い、広い視野で作業をしていて助かっている」
という話がありました。
役割こそ、リーダーと実行者に分かれているものの、どこをみて仕事をするのかによって、1日の学びや作業の仕方も違ってくるのだと改めて感じました。

ちなみに視座とは、
「物事をどの位置から捉えるのか」という「物事を見る上での立場」のことを示します。
例えばコンビニの店長の立場で物事を見るのか、店員の立場で見るのかでは捉え方や思考が変わってきます。

よく似た言葉で、視野と視点があります。
視野とは、物事を「どの範囲で」見るのかということになります。
直近1ヶ月で考えるのか1年後を見据えて考えるのか、国内だけで考えるのか世界規模で考えるのか、という「時間軸」や「空間軸」など「範囲」を指す言葉です。

視点とは、物事を「どの観点で」見るのかということで、コンビニを売り上げという観点でみるか、組織で見るのかなどになります。

視座を高くもつと、自ずと広い視野や視点が身につくと言われています。


では視座を高くもつメリットは何なのでしょうか。

1つめは、学びや気づきの範囲が広がることだと考えます。
視座が低い状態とは、自分の見える範囲が小さくなってる状態です。その状態から視座を高くすると「周囲の人の立場」や「組織全体」から物事を捉えることができるので、視野や視点が広がります。
個人から見た気づきや考えだけではなく、全体からの気づきや思考も増えるので、学びやアイディアも増えていきます。

2つめは、物事が俯瞰して見え、目的から行動することができることだと思います。
仕事で目の前の事しか見えてない状態だと、「言われた作業をしている」状態となり、「何のために作業するのか?」を忘れ、作業をこなしがちになっています。視座を高めると俯瞰して業務を見れるので、指示待ち状態から、目的を考えて提案したり作業したりでき、業務効率も上がると考えます。


視座を高めることで、仕事の学びや考えが何倍にも膨らむと思います。
私も色々な立場を経験したり、多くの人と出会うことで自分の視座が変わってきたと感じます。より広い視野で物事を考えていくように「視座を高くもつ意識」をしていこうと思います。


今日もありがとうございました!
吉川康弘(よっしー)

<参考文献>
https://solution.lmi.ne.jp/column/c200
https://reibuncnt.jp/14849
https://studyhacker.net/perspective-meaning

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