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宇宙の安全性(スペースデブリ)
こんにちは、吉川です。
スペースデブリって言葉、ご存知でしょうか?
そのまま訳すと宇宙ゴミとなりますが、宇宙に打ち上げられた衛星などで不要になったゴミが衛星軌道上にたくさん浮遊していて、それが他の現役の衛星などに超高速で衝突することで更にスペースデブリを作ってしまうという問題があるそうなんです。
1957年に世界初の人工衛星「スプートニク1号」が打ち上げられて以降、これまでに約1万1670個の衛星が地球周回軌道に送り込まれ、特定のミッションを行うことなく軌道を浮遊する「スペースデブリ(宇宙ゴミ)」が増加している。
欧州宇宙機関(ESA)によると、2021年5月20日時点で、その数は10センチ以上のものが3万4000個、1センチから10センチまでのものが90万個、1ミリから1センチまでが1億2800万個と推定され、その総質量は9400トンを超えている。
私が、この言葉を知ったのは、ゼロ・グラビティという映画でした。
スペースデブリでまるでミサイルのようにスペースシャトルを撃ち抜いていくさまは、かなりの恐怖映像でした!
宇宙に行くことが近づくとともに、同時にスペースデブリ問題に関しても解決する必要があるようです。
JAXAも宇宙活動の安全確保として、発表しています。
色んな方の努力が、どんどん安全確保に繋がっていくことを願っています。
軌道上の宇宙ゴミ(スペースデブリ、またはデブリ)は、年々増加の一途をたどっており、将来的には人類の宇宙活動の妨げになると予想されます。
JAXAは、宇宙活動の安全を確保し、持続可能な宇宙開発を将来にわたって進めていくために、政府・内外の関係機関との連携強化を進めるとともに、スペースデブリに関する様々な研究開発に取り組んでいます。
今日もありがとうございます!
吉川康弘