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12月のラストスパート!?
今年も残すところ一ヶ月。
ラストスパートですることは、新作2本の執筆です。
仕事で日常的に文章はやってたのだけど、自分自身の創作は人生であんまりやって来なかった。
そこへ今年はいきなり全力疾走で、もう何もできない、仕方ないよ、仕方ない、と思い、しばらく手を付ける気力が湧きませんでした。
まぁ仕方ないよね。
次作について考えてはいたのだけど、メモ程度で創り始めるまで至っておりませんでした。
2本のうちの一本は、半年前から保留していた、依頼された映画脚本。
いよいよ書き始めました。
半年間ずっと温めていたという訳では正直なく、なんとなくそっと側にテーマがある状態を続けていて、それで今になって、書きたいのはこれかもしれない!、というのが出てきた。
シナリオの学校で言われたのが、さっさと書くよりも締め切りまで作品と格闘して共に生きろ、といったようなことで。それが作家としての目を養うことにつながると。
つまり、これを書く、というものを持ちつつ生活でも何でもしていると、視点が作品を意識したものになるという。それが作家の目。
なるほど確かにその通り。
芝居やってても、台本や稽古場だけじゃなくて日々の中にヒントを見つけることが多々あるし、それと全く同じことだ。
という訳で半年放っておいた、という言い訳でした。笑
だがやはり、突飛もない設定を自分なりに咀嚼して自分なりに描くのには、身体に馴染ませる時間が必要なんだと思います。この作品の一番ファンは誰よりも自分で、だから絶対面白く書いてやるぜ、しつこくどこまでも!と思えるようになった。あと、監督と一回ガチで仕事し、安心感や信頼感を実感できたことも大きい。
来月中旬に10月に撮影した作品の編集進捗と、新作シナリオの会議があるので、そこまでにプレゼンできる形にしておきます。
もう一本は、短編小説。
entropicoの次号に掲載する作品です。
パッケージとしては、文字であれば小説でなくても何でもよいことになっているのですが、また小説にしようと。
既に小説体で書き始めてますが、もしかしたら戯曲にしたくなり今後シフトする予感もする。できるのか⁉︎
描きたい世界観があるのですが、全部がガチャガチャしていて、「なぜ?どうして?」と、登場人物の行動がいちいち不自然になってしまい、すぐに世界が崩壊してしまう。もうボロボロですわ。
現在はプロットを整理中。
前回はウキウキきゃっきゃと書いたけれども、多分ものすごい苦労すると思います、今回。でもそういうのがやりたい。笑
この2本を、今年中に大体の形にする予定。なったらいいな。。