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[ポケカ] メルメタルexで遊ぼう

 こんばんは、ディースです。


 今週はポケカの大規模大会、チャンピオンズリーグ福岡が開催されていますね。実は私一度も九州に行ったことがないので、予定があえば行きたかった…。

 そして個人的には、来週にシティリーグが控えているのでポケカのモチベが高まっております。


 というわけで、デッキ紹介をしようと思います。ガチ環境で戦えるデッキかと言うと厳しいですが、使っていて楽しいタイプのデッキになります。exスタートデッキ鋼を買ってポケカを始めた人、メタングと組ませるならディアルガVSTARよりもメルメタルexだろという物好きな人はぜひ組んでみてください。



デッキレシピ

デッキコード: VVdkFk-p6Z6Ln-kfVV5F
ちゃんと実物組みましたの写真


 新弾のメタルメーカーのメタング、ヘビーバトンを見て、昔組んで遊んでいたシャワーズGX+カメックス+願いのバトンを思い出して再現してみたくなったのがきっかけです。

=メルメタルex
=メタング
=ヘビーバトン


 雑に大量のエネルギーを付けてぶん殴ろう!フルメタルナックル👊


解説

メルタン-メルメタルex: 4-3

 このデッキのメインアタッカーです。ただサブアタッカーが優秀でメルメタルexを3回以上使う場面はほぼ無いため4-3です。

 メルメタルexは1進化でHP300、青天井火力持ちとハイスペックに見えます。ただその青天井火力が「90+30×鋼エネの枚数」、しかも技を撃つのに最低4エネ必要ということで、激重でコスパも悪いというやっぱりスタートデッキスペックだなあというカードです。しかしエネさえ付いてしまえば高耐久を生かして2パンできたり、大量のエネを付けて1パンを狙ったりとエネさえ付いてしまえば(大事なことなので)なかなか強力です。

 大事なラインは、5エネ=240(たねex/Vワンパン)、7エネ=300(VSTARワンパン)、8エネ=330(2進化exワンパン)あたり。今は亡きブレインウェーブを思い出しますね。重めではありますが、ヘビーバトンやメタルメーカー上振れを絡めていけない範囲ではないって感じです。そもそも2パンで間に合うときもありますし。

 メルタンはスタートデッキ鋼収録のものがおすすめです。HP70・1エネ20ダメ技・逃げエネ1なので正直これ一択。ここで大抵の人はメルメタルexを組む気が無くなると思いますが、ポケモンgoパック収録のメルタンも逃げ2ですがHP70でポフィン対応なので、これで妥協して何とかついてきてください…。

新弾のHP80メルタンが一番弱い


ダンバル-メタング: 3-3

 このデッキのエネルギーの源。メタングがメタルメーカーを当てないと何も始まりません。2体立てることを目指します。ダンバルがポフィン対応で展開しやすいこと、エヴォで2枚進化させることを考えると、サイド落ち込みで3-3がちょうど良い感じです。

 メタルメーカーがちょっと変わった性能で、捲ったカードをデッキの下に送ります。デッキをシャッフルしないことでエネルギーの割合が落ちなかったり、強いカードが捲れて下にいったときにナンジャモを撃たれて絶望したりします。デッキをシャッフルできるボール系やペパーを使うタイミング、リスタートやメタルメーカーの順番を考えるとなかなか深いプレイになってきたり。

 ダンバルはHP60のマグネリフト(1エネ、デッキから好きなカードを1枚デッキトップに置く)を選びましたが、ここは好みです。新弾のHP70ダンバルとは一長一短。メルタンほどの差はないので家にある方を使ってください。


ミュウex: 2

 ドローシステム兼サブアタッカー兼逃げ0の便利ポケモン。1体は置きたいので2枚採用です。

 手札が細くなりがちなのでリスタートが活躍する場面は多いです。デッキのエネルギーを抜き取っていくのでシャッフルした後ならリスタートでも引きたいカードにわりと触れます。さらにメタルメーカーはエネルギーの付け先はどこでもいいので、ミュウexに付けてゲノムハックも撃ちやすいです。

 ネストボールでは優先的に持ってきたいところ。


ネオラントV: 2

 序中盤はペパー、終盤はボスに繋がるネオラント。序盤はペパー頼りなところもあるのでサイド落ちケアで2枚です。森の封印石の受け皿でもあります。

 今さら特に言うことはないですね。ハイボネオラントVペパーポフィンエヴォ。


カビゴン(へいきなしぼう): 1

 逃げ4のサブアタッカー。これメインにしてもいいかもってくらい強いですが、今回はサブなので1枚で。

 最初は鋼のサブアタッカーでかたきうちザマゼンタを使っていたのですが、ヘビーバトン非対応、前の番にポケモンが気絶している必要ありで微妙に使いづらく、なにかしっくり来ていなかったところでした。

 カビゴンはヘビーバトンに対応していることが大きく、メルメタルexに進化できていなかったり、エネルギーが足りなそうなときにヘビーバトンカビゴンで攻撃しつつ、倒されたときにエネルギーを引き継ぐということができるのが優秀です。技の必要エネが3つなのでメルメタルexよりも軽く技が撃てて、バトンをフルで生かせるのもグッド。

 最近ルギアが流行っていたおかげでこいつに気付けました。ありがとう。


ハイパーボール-なかよしポフィン-ネストボール: 4-4-2

 ハイパーボールはネオラントV、進化先サーチ、リスタートのための手札減らしなど、使い道が多めなので一番大切です。特に手札を切る手段はハイボしかないので貴重。またポフィンやネストと違って直接ベンチに出さないので、ベンチが埋まっていてもデッキをシャッフル出来る使い方も。

 なかよしポフィンはメルタンダンバルのアタッカーとシステムを一気に揃えられるつよつよカードです。ぜひ初手に欲しいカードです。メルタンがポフィン対応なのはディアルガ型より優れている点の1つですね。

 ネストボールはミュウexや輝くゲッコウガ、カビゴンに触れる貴重なボールです。便利ですが、使い道は限られているので2枚です。

 メタングのところで触れたように、ボール系のカードはメタルメーカーで沈んだカードをシャッフル出来るので結構大事です。逆に下手にシャッフルしないことも大事です。タイミングを見極めましょう。


すごいつりざお: 1

 メタングラインの復帰やトラッシュのエネを戻すのが主な役目。メタングライン3-3、エネも多めでそもそもの現物が多いので1枚で十分かと思っています。


ポケモンいれかえ: 1

 逃げ重ポケモンが多いので保険の1枚採用。

 メタルメーカーでエネを付ければ逃げられますが、エネの枚数が打点に直結するこのデッキだと、本来トラッシュするところを節約出来るカードと考えるとなかなか強いカードです。カビゴンが寝たまま放置されたときの入れ替えにも。


プライムキャッチャー: 1

 無難な最強エーススペックです。1枚で入れ替えとボスになるのでかなり相性が良いです。

 メルメタルexにヘビーバトンを持たせる関係で道具のエーススペックは採用できないため、現状はプライムキャッチャーかマスターボールの二択になります。マスターボールだと最大パワーは落ちますが、少し足りないボール系を補えるので安定に寄せたいか、プライムキャッチャーが足りないならアリだと思います。


ワザマシン エヴォリューション: 2

 1回使えれば十分なのでサイド落ちケアで2枚です

 後攻1ターン目のエヴォリューションでメタング2体立てを目指します。たまにメルメタルexを乗せます。エネルギーが多めの構築なので、エヴォ撃つための1エネくらいは引けると信じています。


ヘビーバトン: 2

 この構築の要。 このカードがあることで息切れせずに攻撃し続けることができます。この構築での対象はメルメタルexとカビゴンです。

 採用枚数が悩みどころですが、あくまで受け身なカードであり、ロストスイーパーで剥がされてしまうとどうしようもないことや、メルタンの状態で付けても意味がないこと、エネルギーが少ない状態でバトンを貼っても効果が薄いなどがあり、強く使えるタイミングが限られるので、断腸の思いで2枚採用です。1枚でも発動すればかなりのアドバンテージを取れるので、ロスト送りされることを考えてギリギリの枚数。攻撃する時にペパーで持ってきて貼っておくのがよいです。

 メルメタルexの打点を90分上げることができたり、ミュウexを即起動できたりと、発動しさえすればかなり強力です。願いのバトンと違って、引き継ぐエネルギーを散らして貼れるのも嬉しいポイント。

 相手のロストスイーパーが見えていないときに、ヘビーバトンがあるからといって全エネを集約させるのは死亡フラグになるので気を付けましょう。


森の封印石: 1

 ペパーのバリューを上げてくれるカードです。VSTARパワーも余っているのでちょうどよいです。

 序盤の展開のために使うことも多いですが、中盤のペパーがピンポイントサーチになれるのも強いです。縦引きが非常に弱いのでそこを補ってくれるのがグッド。

 あえてVSTARパワーを使わないでロストスイーパーの囮にしておくような使い方も出来るので、必要がなかったら無理に使わなくてもよいです。


ペパー: 4

 いつ使っても強いので4枚採用です。

 後攻1ターン目にエヴォリューションから入りたいのでネオラントVでなんとしても持ってきます。またピンポイントで欲しいカードをサーチできるので山のエネ枚数を減らさないのも良い点です。

 展開札になったり、入れ替えになったり、ボスになったり、ヘビーバトンを持ってこれたり。こんな汎用カードになるとはビックリです。


ナンジャモ: 3

 手札を捨てたくない+ドローソースが欲しいということでとりあえずナンジャモ。序盤終盤で2枚使いたい+1で3枚です。

 このカードもシャッフルしないので、メタルメーカーやシャッフル系のカードとの順番に注意です。メタルメーカーで必要札が下にいったらシャッフル挟んでからナンジャモ、不要カードならそのままナンジャモみたいにうまく使いましょう。


ボスの指令: 2

 基本的には目の前のポケモンを倒しにいく脳筋構築なので2枚+プライムキャッチャーで十分です。

 ゲノムハックで奪いたい技を持つポケモンを引っ張ってこれるのも強い点です。メジャーなのは輝くゲッコウガの月光手裏剣やギラティナVSTARのロストインパクトなどですね。ネオラントVから必要な時に持ってきましょう。


基本鋼エネルギー: 15枚

 基本的にはエネルギーを付けて殴るだけなので、あればあるだけ良いとされます。

 最初は17枚から始めて、欲しいカードがどんどん増えていくにつれて削られていき15枚になっています。確率とかはよく分からないのですが、使っている感覚でこの辺りがギリギリかなと思っています。四天王のデッキレシピでも16枚だったので、これ以上減らすのは正直怖い。


動かし方

 初動でエヴォリューションを打ちたいので後攻を選択します。

 ペパーからエヴォ+ポフィンを使って、メタング2体を立てることを目指します。

 メタングが立ったら、あとはひたすらにメタルメーカーがヒットすることを祈ります。日頃の行いが試されるときです。


 最初のアタッカー(カビゴン、メルメタルex)でワンパンを狙うのはあまりに無理なので、必要以上にエネルギーを付ける必要はなく、ヘビーバトンを持たせての2パンを狙います。余った分のエネルギーをベンチに振り分けてバトン先を育てておきましょう。

 バトンを剥がされてから倒されて、場から大量のエネルギーが消えてしまうとかなり厳しいので、ロストスイーパーが見えるまではエネルギーを散らして貼っておくことも考えます。ワンパンは気持ちいいけど時には我慢も大事。

 バトンでエネルギーを引き継げたらメルメタルexでワンパンを狙っていきます。右手を光らせて、メタルメーカーでゴリゴリに育ててやりましょう!


まとめ

 ポフィンだけでアタッカーもシステムも揃うので序盤の展開がシンプルで、戦い方もエネルギーを付けて殴るというこちらもまたシンプルなので、とても使いやすいデッキだと思います。そしてシンプルな動きでもヘビーバトンが息切れしないよう支えてくれるのがグッド。

 そして終盤に大量のエネルギーが付いたメルメタルexが敵をなぎ倒していくのは爽快です。フルメタルナックル👊

 シンプルながらも実は、ダメージ計算やエネの貼り先、山の構成を考えたり、そしていろいろ考えた上で結局メタルメーカー頼みだったりと、使い込みがいのあるデッキになったかと思います。強くはないんだけど、構いたくなってしまう愛らしいデッキ。


 かなり楽しいデッキなので、もの好きな方はぜひ組んで遊んでみてください。メルメタルexで遊ぼう。


 ではまた明日✋

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