初めての想い入れ
皆さんこんにちは!
ECO事業部チーフ兼経営戦略部チーフの佐藤拓実です。
noteを投稿するのは今回で2回目になります。
前回の投稿は「私の会社自慢」という記事を書かせていただき、たくさんの方に読んでいただきました。ありがとうございます。
これまで私はお客様から託された想いをたくさん繋いできました。今回は私自身が託す側となったときの想いを書かせていただきます。
ぜひ最後までご覧いただきたいです!
日本人の素晴らしい文化
みなさんは捨てられない大切なモノはなにかお持ちですか?
日本人には物を大切にする、物に想いを込めると言う文化があります。
これは、日本人特有の文化で、他国では物は物、壊れたらそれまでという考え方が多いようです。
たとえばモノを作るという視点から考えたとき、日本では古来さまざまな道具の供養がおこなわれています。
針供養や筆供養など、モノづくりの仕事を専門的に担ってきた職人はその精神を現在でも受け継いでおり、越前漆器、土佐刃物など各地で供養が開催されています。道具のように小さいものに感謝を持って接し使いきりという日本独特のモノづくり精神であり、万民が常日ごろからモノを大切にしている表れです。モノづくりのための道具を供養するとは、モノには心があり魂が宿っているという想い、すなわち「人工物にも命があり、しかるべき場所に位置し自然と一体となって存在していると考える」という「自然崇拝」の意気込みが伝わってきます。
私はこうした日本の文化を大切にし、日々仕事に励んでいます。
想いを繋ぐ仕事
弊社のメインの事業は寝具のリフォーム。
ただお布団をリフォームするのではなく、お客様一人一人の想いをつなぐことをとても大切にしています。
就職祝いのお布団や婚礼布団。子供のときからずっと使ってきた布団。一枚一枚のお布団にはお客様の様々な想いが込められていることを日々実感します。
このように想いが込められたお布団は営業部、業務部、製造部、配送部の全スタッフで共有し、お客様の想いというたすきを繋いでいきます。
そして顔の見えるものづくりを徹底させ、トレーサビリティを確保し安心・安全を提供することが、お客様がお布団をより長く使いたいと思うことに繋がると考えています。
想いを託す
やよいLivingに入社して18年。これまでたくさんの方の想いを形にしてきましたが、ついに私にも想いを込めたお布団ができました。
それは今年小学生になった娘が保育園で6年間使用したお昼寝布団です。
最初のころは保育園を嫌がり泣いてばかりだったこと。そしてその姿を見て保育園に預ける心苦しさや寂しさを感じたこと。
鼻血がついていたり、おねしょをしたり、よだれ、汗…と決して綺麗なわけではありませんが、この布団をみると当時の思い出とともに娘の成長を感じることができたのです。
保育園卒業の日。
あ〜今日で保育園も最後か〜と思うと、このお昼寝布団を使わなくなってしまう悲しさが残りました。
そっか、これが想い入れか。
使わなくなってしまっても、捨てられないものは誰しもあるかと思います。
自分が父親になり、モノを贈る側の想いも知ることができた出来事でした。
最後に
この保育園布団は、娘が1人で眠れるようになったときにシングルサイズへ作り直しプレゼントしようと思っています。
そしてまだまだ先のことにはなりますが、娘が結婚し子どもができたら、またベビー布団に直し孫にも使ってもらいたいというのが私の想いです。
親から子へ、子から孫へ。
私の想いが世代を超えて受け継がれていく。こんな嬉しい事はないです😃
私にお布団を託してくださるお客様にもお布団に込めた様々な想いがあると思います。
「一人一人の想いを形に」
これからはより一層皆様の想いに寄り添ったご提案をしていきたいと思います😄
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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