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微妙なケーキを作った

  こんにちは。

 今日は雨が降ると聞いていましたがずっと青空が窓に広がっていました。雨雲がやる気を無くしたのかもしれません。

 今日はケーキを作りました。
 バナナチョコパウンドケーキです。

 私はパウンドケーキを作る際、いつも使うのがホットケーキミックスです。

 この粉がどれほど素晴らしいか。

 ホットケーキミックスの有能さは世界を凌駕し、宇宙にまで飛び出し、宇宙人はこの幸せの粉を求めて地球に友好関係を求めることだと思います。

 そんなホットケーキミックスに助けられ、パウンドケーキは生まれました。
 混ぜるだけでいいなんて!

 手っ取り早く焼きたてケーキを食べたい時にこの粉がなければ私は絶望に暮れ涙することでしょう。


 基本のレシピは森永が出してくれているパウンドケーキのレシピを見ました。

 そのレシピに加えて、細かく潰したバナナと、家にあった適当なチョコレート菓子を適当な大きさに切って、生地に混ぜこみ焼きます。

 今回使ったチョコレート菓子は市販のクランチチョコです。今までは、細かく刻んだブラックサンダーやウエハースが中に入ったミルクチョコを入れたこともありました。チョコレートを感じれば何でも良しです。


 しかしながら、今回私は何を思ったのか、このレシピ通りに作りませんでした。結果、バカヤロウな私は微妙な味わいのパウンドケーキを生み出します。

 何をどうしたのかは以下の通りです。

 まず私は、レシピの「サラダ油60g」を「バター50g」に変更します。

 言い訳をさせてもらうと、以前クッキーを作った際にサラダ油が材料のクッキーよりもバターが材料のクッキーの方が美味しい!ということが判明し、今回も美味しくなるだろうとウキウキで入れました。最悪です。

 10g減らしたのは、ただケチの性が出しゃばった故です。


 そして、今回の最大の失敗は、二倍の量の豆乳を投入したことです。ダジャレです。

 言い訳②をさせてもらうと、ちょっと固形を保ったバターを混ぜた私は、いつもよりも粘度のある生地に不安になり、豆乳を追加し、いつもの生地の柔らかさに戻す、ということをしました。
 バカヤロウをしました。
 これが一番結果に響きました。

 結果、ちょっといつもよりネチョったケーキが完成しました。

 水分が多いんです。味はまあまあ美味しいですけれど、ネチョったケーキはお呼びじゃないんです。

 ネチョりを生み出した私の務めは、このケーキをきちんと平らげることですが、ケーキを楽しみに待ってくれていた母が、おいしいおいしいと半分食べてくれました。

 いつも笑顔で私の未熟な料理を食べてくれる母には頭が上がりません。


 母が泡立ててくれたホイップクリームと一緒に食べました。クリームの甘いフワフワがネチョりをごまかしてくれて美味しく食べれました。

 ホイップクリームを泡立ててくれる母を持ったことが今回最大の功績かもしれません。ありがとう母。


 全人類が涙するほど美味しいパウンドケーキを作る旅はまだまだ始まったばかりです。

次回!
「バナナチョコばかり飽きた」?!
お楽しみに!

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