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noshと、百年の孤独と......①

筆者には、この夏、遂に、満を辞して、手を出した二つのものがある。それは…

  1. 百年の孤独

  2. nosh

だ。
ノーベル文学賞受賞作家であるガルシア・マルケスの最高傑作にして文庫化の暁には世界が終わるとまで評された小説の王者「百年の孤独」と

いつからかネット広告を占領し日本の宅配弁当サービスの王者と化したnosh

の両方を同時に始めるなんて、あまりにも贅沢だ。眩しすぎる。
しかし、こういった新しい事は思いついたまさにその瞬間に始めるべきだ。


百年の孤独を読むと心の中で誓ったならッ!既に購入は終わっているんだッ
noshの弁当を食らうと心の中で誓ったならッ!既に定期購入は始まっているんだッ

そして筆者には、もう二つやりたいことがあった。
一つ目は日々の読書記録である。
なんとなく、自分がこの本を読んだよ、この本が好きだよ、という気持ちを残しておきたくなったのだ。
二つ目はnoshでnoteを書く事だ。
なんの事は無い。シンプルにこの記事がオモロ過ぎるから自分でもやりたくなっただけだ。

あれ?これ両方やれば良くね?

……そんなわけでここからは、noshの各メニューの感想と、百年の孤独の感想を交互に書いていく。本当は弁当一食食べるごとに一記事にしたかったのだが、それはできなかったので、本当は現在弁当を3つ食べたのだが、思い出しつつ書いている。

今月、私がお試しで注文したメニューは以下の6食である。(ちなみに6食で一人暮らし用冷蔵庫の下段にピッタリ入るサイズだった)

  • チリハンバーグステーキ

  • 白身魚の生姜醤油

  • 旨だれペッパーチキン

  • よくばり!焼き餃子

  • フライドフィッシュ

  • クリームコロッケグラタン


noshのサービスとしての実力を見極めたいが為にランキング上位から下位までを満遍なく選択したが、ハンバーグ一位以外は正直覚えていない。そのため、食べてランクを予想し、後で実際の順位を見るという「格付け」ごっこも並行して実施した。

一食目:白身魚の生姜醤油と百年の孤独

感想

百年の孤独がヤベェ、みたいなネット記事が今年の七月ごろに多く出回っていた。しかし、具体的にどうヤバいのかはあまり触れられておらず、個人的にこれは何かストーリーどんでん返し的なモノがあるやつだ、と考え、あまり前情報を仕入れずに購入して読み始めた。

そして、表紙をめくると意外にも、
本筋に入る前から、なんなら1ページ目からもうヤベェんだ、これが。

シンプルに文才がヤベェ。
「太古の恐竜のたまごのようにすべすべした」
って表現がすごくないか⁉︎だって、恐竜の卵ですよ、しかも太古の。そんなモン人類誰も見た事ねえじゃん。なのに、絶対ツルツルしてるんだろうな、と思わせる。すげえ言語化能力だよ、ガルシア・マルケス。ipponに出場して欲しい。

noshもまた、食べる前から格が違った。

見て下さい、このSFというか、近未来感のあるパッケージを。
まあ、正確には近未来が今だと言うべきなんだろうが。
とにかくこのパッケージのおかげでレトルト弁当食ってる、丁寧じゃない暮らしをしている……的な罪悪感が一切無い。

むしろ、未来の弁当を食ってる感があってワクワクする。

https://oishi-takushoku.com/nosh-menu/ より

記念すべき一食目は白身魚の生姜醤油を選択した。理由は特に無く、単純に一番上に置かれていたからだ。

パッケージの指示通り、レンジで温めていると、程なくして部屋が生姜の香りで包まれた。
やはりnoshもまた、口に入れる前から格が違った。


nosh公式より、「白身魚の生姜醤油」

はい、食べた感想だが、普通に美味しかった。

物価高でランチがお高めな昨今、ご飯を用意しなければならないとはいえ一食600円~800円くらいでこのクオリティならかなり割安だと思う。

ボリュームとしては少ないと聞いていたが、筆者(一般成人女性)としては充分満足な量だった。
味はというと、ちょっと濃いめかな?と感じたものの筆者はサラダとかドレッシング無しで食べる人間なので、多分noshが普通なんだと思う。

注意すべき点としては、主菜の下になんらかの野菜が敷いてあるくらいだ。野菜人間の筆者としてはこれは加点ポイントなのだが、苦手な人にとっては嫌なサプライズかもしれない。

ここまではnoshへの一般的な感想である。

ここからは、今回食べた白身魚の生姜醤油の感想だ。
まず、めっちゃ生姜の味した。いや、まあ匂いがすごかったので予想通りではあるが。
生姜好きなのでこれはプラスである。そしてそもそも魚が食べられるってのが、いいね。
現在大学院生の筆者は普段、昼は外食で夜は自炊なのだが、どちらにせよ魚を食べる機会ってなんか少なくなる。
そんな中、冷凍庫に確約で魚があるのがありがてえーー。

そして、おかずとして小さい揚げ(かわいい)があるのも嬉しい。揚げ好きなので。さっきから自分の食の好みの話しかしてないな。でも、客観的に考えてもこの揚げのおかげで生姜のインパクトがいい感じに薄れる気がする。

ランキング予想


と、いうわけで。
ランキング予想に入ろう。
この、白身魚と生姜醤油の順位やいかに。
普通に美味しかったし、具材も好みだったのだが、やっぱり魚がそこまでスター選手になれる気がしないんだよな。あとやっぱり流石に生姜すぎて世間受けはしない気がする。まあでも魚も生姜も個性といえばそうか、うーんでもやっぱり、選抜(16)にギリ入れないくらいかな……。

そんなわけで、20位と予想したが、結果は……

なんと…

まさかの…

5位であった。


選抜どころか神7である。第一回akb総選挙におけるたかみなである。
ひえっ、舐めた口きいてすみませんでした。

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