1994年発売なんですね。ちょうど初めて私が海外に旅行したころです。その頃は、誰かと一緒に楽しめる旅の方が好きだったので、「一緒に行けばいいのに」くらいの感じで聞いていました、きっと。それぞれの時間を有意義に過ごしてまたそれを持ち帰って共有する、という感覚は、今はよくわかります。離れている時間の大切さもとてもよく理解できるし、誰もがどこかでこのような経験をするようにも思います。夕焼けも星空も大好きですが、そういう一瞬しかない時間を美しく切り取ってもいる、繰り返される日々のことにもフォーカスを当てている曲ですね。主人公はどんな長い手紙をかいたのでしょう。長い手紙、嫌いではないです。