マンションリフォームを検討するとき大切なこと
プランナー・営業・コーディネーターとして300件以上のリフォーム案件に携わってきた私が、実務で経験したことなどをお話しします😊
マンションリフォーム、大切なのは「マンションでの工事実績がある業者を探すこと」
マンションリフォームのリフォーム業者を検討するとき、何を選択の基準にされますか?
安さ・親切さ・提案力・保証の有無・口コミ・・・。色んなポイントがあると思いますが、マンションリフォームの場合「マンションでの工事実績」を加えてください。
マンションは共同住宅ですので、リフォームにあたり様々な制約があり、近隣住宅とのトラブルも起こりがちなことから、マンションでの工事実績がたくさんある業者さんが安心です。
マンションリフォーム特有のルールと流れ
マンション内で工事をするとき、まずは管理組合に工事の申請をします。施主でも申請は可能ですが、申請書類に工事前後の図面や工事スケジュール、設備機器の明細、フローリング張替えでしたらマンションで定められている遮音等級をクリアしているかの説明資料などを添付する必要があります。
次に管理組合から申請の許可が下りると、工事日の数日前までには近隣挨拶が必要です。1件1件伺って、工程と工事内容などを説明します。最近は在宅勤務が多いことから、挨拶時に「音の出る工事はいつですか?」などと工事内容に関する質問を受けることも多いです。
そして工事が始まると、共同住宅特有のクレームが入ることもしばしばあります。「音がうるさい」「共用部分の養生がはがれていて危ない」「共用部分の廊下に工具が置いてあって危ない」など・・・。これは、近隣住民とのやり取りも大切ですが、管理人さんとのやり取りも重要になってきます。
そして工事が終わると、工事が終わったことを報告する文書を管理組合に提出します。
マンションでの工事実績がない会社だと、多々ある特有のルールすべてに対応しきれないかもしれませんし、一番怖いのは管理規約を確認せずに工事をされることです。
管理規約を守ることはとても大切
マンションには様々なルールがあり、工事をするごとに管理規約の確認は必須です。例えば「ガスコンロからIHコンロにしてはいけない」「窓ガラスを複層ガラスにしてはいけない」「玄関ドアに網戸をつけてはいけない」など。それぞれにマンション内の重要な理由があることが多いので、内緒で工事をしたりすると大変なことになりますし、もし、規約違反をすると元の状態に戻さなければいけません。
リフォーム業者は、お客様の要望を最大限実現させるために頑張りますが、それはルール違反の上にあってはならないことです。後味の悪い工事ならないためにも、「業者のマンションリフォームスキル」のチェックは必須ではないでしょうか?
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