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リフォームで生活感のない空間は作れる?【作れるけど準備が必要】

プランナー・営業・コーディネーターとして300件以上のリフォーム案件に携わってきた私が、今回はリフォームプランナー目線でお話しします😊



お部屋のリフォーム前に断捨離が必要なわけ

リフォーム工事の前は、誰もが完成後の美しいすっきりとした部屋を想像されると思います。なかには、パース図で完成後の部屋を見ておられる方も・・・。

パース図は、基本的に生活感を出さないように作りますので、ある意味「リフォーム後の住まい」とは少し違います。

では、現在の部屋にあるモノをリフォーム後の部屋に戻し入れたらどうなるでしょうか?
実際は、突如現れる"生活感"と対面することが多いと思います。

生活感のない部屋を作る方法

もし、少しでも生活感を減らしたいと思うのであれば、リフォーム前に
「今あるモノを適正量にまで減らす」
「モノの収納先をリフォームプランに組み込む」
という作業をする必要があります。
※この「モノ」とは家具なども含みます。

荷物を適正量まで減らすという断捨離作業は、思いのほか時間がかかります。
できるだけ居住スペースを確保するためにも、不要なモノは廃棄したりリサイクルに出したりという作業をすすめましょう。

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断捨離する場合は、元の量の75%を目標に


モノの場所を決めましょう

荷物が適正量まで減ったら、次はリフォームプランの間取りの中に、収納スペースを確保します。

これは収納スペースの大きさや棚の耐荷重・生活動線など、細かな打ち合わせが必要となるところですので、できれば整理収納の知識をお持ちのプランナーさんにお願いしたいですね。

例えば下の図のように、平面図から収納場所のサイズや仕様を展開図として書いてもらうと、手持ちのモノを収納するイメージが浮かびやすいです。

収納ケースやスーツケース・布団・お雛様などは、特に場所を取りますので、図面にそれらを反映してもらうと残りのスペースがどれくらいあるか、わかりやすいです。

こうして、モノを置く場所を決めていき、生活スペースに不必要なモノを居室に出さないようにすると、すっきりとした心地良い空間が生まれます。

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収納プランなど全てをリフォーム業者さんにお願いするのは難しい場合もあるので、収納などのプランニングについては、別注するのも一つの手?なのかと思います。

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