創作の純粋性と戦略性

創作に対して、なんらかの戦略を感じると作品の純粋性が失われたように感じて、少し冷めた気持ちになることがありました。

ただ、その一方で建築以外の商売では、商品やアウトプットの純粋さや質を高めて研ぎ澄ませていくために、戦略が必要であることは、おそらく常識といっていいほど一般的な考え方と気づきました。

建築も同様だと考えると、今までただ純粋に作品をよくすることだけを考えて作られたと思っていたものにも、実は戦略があったり、

戦略的すぎて作品への拘りが感じられないと評価していたものにも、戦略によって作品の特性が純化されていたり、

といった側面があるかと気づきました。

さらには、自分が戦略を嫌悪せずにうまく使っていくことも大事だと思いました。

自分が戦略をどう使っていくかを学ぶために、先人の戦略と純粋性について調べてみたいです。ピーターズントー、スミルハンラディク、石上純也、アルヴァアアルト、アルヴァロシザ、ザハハディド、ヨーゼフボイス、合田誠、草間彌生、名和晃平、隈研吾、田根剛、など。純粋性が高いと思う順番に並んでいます。

また、自分な戦略を嫌悪したのか、個人的な価値観と建築教育や建築業界の特徴か分析し、同じように考えている人への次のステップへのきっかけ作りたいと考えています。



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