雑記 1081 石に描かれたように見える文字や絵

画像1 台湾の烏龍茶を作っている会社の人が、ティーセレモニーに招きたい、と言っているとのことで、迎えの車に乗り、台湾市内のとあるビルに行った。
画像2 ティーセレモニーとは何?アフタヌーンティーみたいなものか、と思ったが、ただ、説明を聞いて、その会社の高級烏龍茶を飲むだけ。烏龍茶は、沸騰した湯で入れる。テーブルの横に湯沸かしポットが置いてあり、その都度ブクブクと煮えたぎった湯を注ぐ。不思議なのは、何度淹れても、味が薄まった気がしない。最高級品だからだろうか。
画像3 セレモニーをすると言う場所は、雑居ビルの一室。知り合いの誘いだから大丈夫とは思うけれど、お茶のついでに、プラセンタ入りの若返りの錠剤などもおおいに勧められ、不安になる。何か買わなければ帰れないということはないだろうか?こんなところに来て大丈夫だったろうか、と不安が募る。こんな世の中だから、常に身構える癖がついてしまっている。
画像4 友人があれこれ買い、セレモニーは終わりに。その後、部屋に色々な石が置いてあることに気がついた。この社長は、自然の石のコレクターで、いつか「石の博物館」を作りたい、と言う。これは、北京オリンピックの時出版した本だと言う。もう16年も前のこと。本は、長く積んであったようで、古いカビ臭いにおいがする。そのカビの臭いのする本を、何も買わない私も、お土産に貰った。
画像5 台湾の山に転がっている石なのだそうだ。まるで、筆で文字を書いたよう。。
画像6 ほんとにそんなことあるのか?と思うけれど、石に文字があるよう見えるのは、目の錯覚か。
画像7 太陽が沈むような様子に見える。
画像8 まるで水墨画という石もある。
画像9 これは本の最終ページ。何に見えるかは、人それぞれだろうが、台湾の人の感性で探すと、自然と文字や水墨画のようなものが選ばれるのだろうか。
画像10 河原に行ったら探せばあります、と社長は言う。これはどこでその石を拾ったか、という説明。最後の部屋の真正面に、大きな塊で、黒光りしており、ロダンの考える人のような形の石が飾ってあって、ルーブル美術館に展示されている彫刻と言っても疑う人はいないだろうという形のものもあった。これはすごい、と思ったけれど、写真を撮る勇気はなかった。

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