雑記 709 good-by AIZUKOGEN

また朝が来て、

午前中いっぱい合宿の成果を発表。ペンションを閉めるので、これが最後の会津高原での合宿となる。もう二度とここに来ることはない、と思うと、感傷的になる。

昼、解散。会津高原尾瀬口駅、昔のままの駅の事務室。

改札。

ホームに止まっていた電車は東京には行かないので乗ってはいけない、と駅員さんに言われる。猫の絵の書いてある電車は、違いますからね、と。

中まで、猫猫の電車。誰が何のために乗るのだろう。猫の絵が書いてあって、猫の写真が貼ってあって、シートカバーまで猫模様。私は猫は好きだが、猫なら何でもいいと言うわけではない。

トンネルの向こうから、浅草行きの特急SPACIAがやって来た。

途中駅、まだここは田舎の雰囲気。駅に停まるごとに、段々に空が濁っていく。

♪♪♪ 3時間40分で帰宅。

帰宅後、高円寺阿波踊りを見に行く。3年ぶりの開催で、見物の場所取りは朝から、と言う。腹の底に響く太鼓の音、鉦の音、若い元気な掛け声。非日常の空間。

大変な人出。踊り手の女性は、両手は上げたまま。しなやかな動きが優雅。下駄をつま先だって踊って、手は上げっぱなし、にこやかに微笑みっぱなし。中腰の男踊りも、辛くないだろうか、と思う。

それぞれの連で踊りも工夫されている。

空に月。