雑記 1118 野方5丁目のムベ

画像1 関東バスの終点野方から、中野行きのバスに乗る。発車して、すぐ、環七にかかった橋を渡る手前の植え込みに、野葡萄とムベが植えられている。どちらも、蔓草で、生命力は強く、木に絡みついて高いところまで先端を伸ばしている。私は、秋は、その植え込みにある野葡萄の実が色付くのを度々確かめに行く。
画像2 これらの植物は、昔からこの場所にあったはずだが、ただの街路樹と思って見ていた。だから、何が植えられているか、20年近く、気にも留めなかった。今日は、驚いたことに、そこに熟した郁子(ムベ)か成っているのを見た。
画像3 その植物が、野葡萄であり、郁子(ムベ)である、と名前を知ったのは、5、6年前のことで、すると、その植物が、この場所だけでなくあちこちにあり、花が咲き実がなる様子が目に入るようになった。
画像4 不思議なことだが、脳が認識しないものは、目の前にあっても見えない。本当に不思議なことだと思うのだが、意識を向けると、目の前に形になって現れ、それはこの場所だけでなく、あちこちに普通にあると言うことを知るのだ。

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