雑記 1150 江戸いろはかるた
お正月、と言っても、もう1月も半分近く過ぎてしまったが、家族が集まって、新年会。折角だから、正月らしく、カルタをやらないか、と言うことになった。上左の絵札は「良薬口に苦し」で「れ」と表記される。右上の絵札は「負けるが勝ち」。
だが、、、どうも勢いがつかない。「子は三界の首枷」！「われ鍋にとじ蓋」！「ぬす人の昼寝」！
武井武雄絵、江戸いろはかるた。
みんな、何を言われているのか、訳が分からん人なので、もう少し大きくなってからやろう。
それならば、と、外で、羽根つき。羽根の飾りの付いた球を、羽子板で、カツンカツンと打つ。バドミントンの江戸版みたいなもの。
羽根の先についているのは、ムクロジの実で、植物の種の中では、硬い部類に属する。漢字で書くと「無患子」で、子が患わないとも読め、羽子板でカツンカツンと打ち返して、厄を祓うとも言われている。球の部分は、理想的にまん丸で、黒くて可愛らしい。
ムクロジの木は、我が庭に2本あり、まだ実をつけるところまではいかないが、いずれは必ず実がなる。10年越しの渋柿と一緒で、成長はゆっくりゆっくり。早くしてくれないと人間の方が間に合わなくなる可能性がある。