雑記 1057 月下美人•新蕾

Oさん宅の月下美人、また新しい花芽がたくさんついた。

葉腋から出た沢山の花の赤ん坊。

昨年冬には、この木は、老木になって、縦にヒビが入りボロボロになって、このまま枯れるのだろうと思われた。他の月下美人は元気で、雪が降っても、平気な顔をしていたが、この木だけは、もう無理だろうと言う様子だった。そのため玄関の脇に置かれて、枯れ木のようになっていたのが、どう言うことだろう。Oさんの気持ちが通じたように茎も葉も初夏になって鮮やかな緑色になり、ヒビ割れた葉も赤ん坊のような瑞々しさとなり、育てる人の心が木を生き返らせたように見える。10月の満月の頃には沢山花が開花するだろう。

少し嬉しい話。柏葉紫陽花の根から、葉が出てきたようだ。あの地上にある部分は、全部切られて青いビニール袋に詰められ捨てられた紫陽花。もしかしたら、という気持ちもあって、土の中に残っていた僅かな干からびた根をもらってきて植えた。それから、1ヶ月ほど経つだろうか。勘違いでないことを祈りたい。

秋の常連。ノブドウ。秋だなぁ。これからこの実が青や紫に賑やかに色づく。