雑記 1117 12月9日の庭

画像1 形から、筆柿と言う。以前柿を植えたのだが、その年の夏の猛暑で焼けて枯れてしまった。枯れたから捨てようとしたら台座となっていた渋柿から小さな芽が出ていた。あなたは渋柿だから私の育てたかった甘柿とは違う、とは、言えなくて、育てて、10年以上になった。昨年から実をつけ始めた。渋柿でも、実がなると、嬉しい。
画像2 1週間前はこんな風だった。
画像3 薔薇も葉を落とした。そろそろ、来春に向け、枝を切って整えなければ。太陽の光を葉にたくさん当てると良い、と言われて、待っていた。夕陽が当たって、ジューンベリーの影が巨人のようになっている。
画像4 20年も前のムクロジの実がずっと机の引き出しにあった。可愛くて捨てきれないでいたが、でも、もう芽が出るとは思わず、庭に投げておいた。それが知らない間に育っていた。ムクロジの木は既に1本あって、1メートルほどの高さになった木を友人から貰い、今、右の駐車場の柿の隣に大きく育っている。植物の生命力には驚くばかりだが、高木になるので、鉢植えにしようかと思案中。枇杷にしろ柿にしろ土に置けば、芽が出る。無責任なことをしてはいけない、とつくづく思う。ムクロジの実は、羽根つきの羽根の黒い玉。
画像5 カエデモミジも育っている。この家のあととりの人が、庭に木々は不要、と全部切って、捨ててしまったのに、土の中にある根は、諦めない。除草剤を撒かれて、雑草の類は生えてこなくなったようだが、木は簡単には生きることをやめない。

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