雑記 852 凶か吉か
友人に会ったら、興奮気味に、仕事に行った先で竹の花が咲いていた、と言って、写真を見せてくれた。竹の花の開花は、100年から120年に一度で、昔から天変地異の前触れとも言われている。根で繋がっていて開花した後は、全部の竹が枯れるところから、そのように言われているようだ。近頃の日本を見渡すと、そんな気もしないではない。だが、全部枯れて、新たに竹が生えるなら、それも植物の世代交代。出来るだけ地震や災害が起こらないよう願う。
通りかかる度にいつも気になっている小さいお家。大型の台風が来たら、崩壊してしまうのではないか。大きなマンションが次々に建設される地域で、ひっそりと息をひそめて、傾いて立っている。春は桜に、初夏は新緑に、夏は深緑に、秋は紅葉に彩られ、冬は裸の枝が家を囲む。
家具などは入っているようだが、これだけ斜めでは、住むことは出来ないだろう。壊すにも捨てるにもお金がかかるので放置されているのかも知れない。
帰りに、高田馬場で電車を待っていたら、ドラえもんGOが来た。西武新宿を出てズンズン近づいてくる車両に、赤い首輪が付いているので、遠くからでも分かる。
乗り心地は同じだけれど、気分は違う。
クリスマスローズは蕾が膨らんで来た。
午後7時、小雨が降っていたが、見上げれば、雲間に10日目の月。今日は大安。世の中ままならぬことは色々あるが、良い方向に向かっていると信じたい。