雑記 473 生搾りオレンジジュース

画像1 今朝ホテルの朝食に降りて行ったら、オレンジの香りが清々しく広がっていた。
画像2 見ると、オレンジ搾り機の上の部分に、丸いままのオレンジが沢山乗っていて、
画像3 それが、器械の振動で満員電車の押し合いのように、転がってぶつかって、
画像4 器械の穴から中に落ちたオレンジは真っ二つに切られ、搾られる仕組みになっていた。
画像5 器械の裏には箱に入ったオレンジが沢山置かれていた。器械の上に乗せるのは人力。
画像6 本当に贅沢な生搾りジュースで、何だか贅沢な生活をしている人になった気がした。「北京ヴァイオリン」という映画では、コンクールでヴァイオリンを弾くような階級の人間であることをそれとなく示すために、朝食にオレンジを生搾りしているシーンがあった。
画像7 調べてみたら、器械は、このような値段で、それもびっくりしたが、万が一、器械が買えたとしても、これだけの量のオレンジを贅沢に使って今日のように大胆にジュースを搾ることは、主婦の私としては出来ない。店を構えて商売をするならば、他人のお金を使うわけだから、贅沢さは「売り」で、オレンジの入荷価格に悩むことは少ないかもしれない。でも、普通の家庭の暮らしの中では、オレンジをこんなに豪快に搾って捨てることは、無理だろう。
画像8 今までジューススタンドなどで、生搾りジュースが高いのは知っていた。それには、それなりの理由があることを自分で搾って初めて実感した。
画像9 ホテルの朝食は、そんな贅沢な暮らし方に憧れる庶民の心をくすぐり、満たしてくれるのかも知れない。でも、そのくらいのことに感激出来る私、平凡で平穏な暮らし方しているなぁと思う。

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