猫日和 134 12月30日の猫巡り 2 yayayasu 2020年12月31日 01:38 北野天満宮の牛は、抗ウイルス抗菌加工を施され、撫でても大丈夫なようになっていた。12月30日の猫巡りここから開始。 境内で会う猫には珍しい洋風な猫。 ちょっとタヌキみたい。 北門近くに近づいたら、鳴き声が……。 これはどこかの飼い猫のようだ。度々お風呂に入れてもらっているのだろう。白い手足の先が汚れていない。 天満宮前から、バスに乗り、哲学の道へ。いつもの猫コース。若王子神社付近の猫スポットへ。 12月30日の夕陽が沈みかけてきた。 いた、いた! 餌をやっている人に聞いたら、この猫は新入りらしく、この辺りの猫の群れにまだ馴染めなくて、臆病なのだそうだ。 近寄ってはいけない、とたしなめられた。用心深く辺りを見回し、餌を食べていた。夕陽が猫を赤く染める。 今まさに日が沈むところ。 沈んだ後、上にある雲に太陽光が反射して、空一帯が燃えるように明るくなった。 そして墨色へと移って行った。 やがて、日がとっぷり暮れると予報どおり雪が降り出した。それなのに雪を降らせる雲のわずかな切れ間から、満月がシルエットを現した。その月も、瞬く間に流れる雪雲に遮られ、二、三度、現れたり消えたりを繰り返して、また、雪が舞って来た。雪の舞う中の月見は、珍しい経験だった。一年の終わりを満月で締めくくれて、きっちり終わったという実感。来たる年が良い年になりますように。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #雪 #北野天満宮 #晦日 #猫巡り #若王子神社 #毎日猫 #舞える夕雲 #雪雲の切れ間の満月 2