ぬい撮り記録 ご挨拶⇒夢の島公園
■ご挨拶
初めまして、ややと申します。
2024年に初めてフルサイズ一眼カメラ(Sony α7 II)を中古で購入しました。目的は、サンリオピューロランドで推しの高品質な写真を撮りたいというものでしたが、毎月通うわけでもないため、カメラを活かす機会が少なく、練習も兼ねて最近は主にぬいぐるみを撮影しています。
いわゆる「ぬい撮り」というものですね。
せっかくなので、どこでどのように撮影したかをメモ代わりに残したいと思い、noteにまとめてみました。ただし、撮影技法や専門的な話などの技術的部分は深堀しない…できないですので、軽く流させていただき、男一人でぬい撮りする苦悩や心情などをまとめようと思います。
おっさんの苦悩に需要があるかどうかは分かりませんが…正直、カメラについて専門的に語れるほど詳しくないので、ご了承ください。
■使用機種スペック
・使用カメラ…Sonyα7Ⅱ(ILCE-7M2)
・使用レンズ…SEL50F18F
・被写体ぬいぐるみ…2体※後述
・撮影時期、場所…2024年10月 新木場 夢の島公園
■ぬい撮りについて
いきなりですが、ぬい撮りを始めて一番感じたことは、これがなかなかの「羞恥プレイ」であるということです。
私が男性であることもあって、公衆の面前でぬいぐるみを出して撮影することに、かなりの抵抗を感じています。私のメインで使用する単焦点レンズは最短撮影距離が0.45mなので、片手でぬいぐるみを持ち、片手でカメラを構えるには窮屈すぎます。そのため、ぬいぐるみをセットしてから、一定の距離を置いて撮影するというプロセスが必要です。これを客観的に考えると、自意識過剰かもしれませんが、やっぱり恥ずかしいものです。
それに当たり前ですが交通の邪魔になってしまったりするのも避けなければならないため、普段撮影する際は、人がいない場所や時間帯を狙ったり、知り合いに付き添ってもらって羞恥心を和らげたりしています。ぬい撮りに協力的な知人には、本当に助けられています。
ぬいぐるみ自体は大体2体ほど持参していき、
1体目は「マイスウィートピアノちゃん」のぬいぐるみで、ぴたっとふれんずというシリーズの商品です。衣装の着せ替えができ、足に仕込まれた磁石で自立可能なタイプなので、普段のぬい撮りで一番よく使っています。
自立できるというだけで、ぬい撮りの被写体として100点満点です。
もう1体は「ウィッシュミーメルちゃん」のぬいぐるみで、最近発売された商品です。自立できませんが、持ち運びやすい大きさとシンプルなデザインが特徴です。写真越しでも分かるふわふわの毛並みと、可愛い笑顔が撮影しやすい理由です。
私が思うに、ぬい撮りには2種類の撮り方があると思います。
① ぬいぐるみがその世界で生きているように撮る
② ぬいぐるみを写真の一部として、全体の世界観を重視して撮る
例えば、料理とぬいぐるみを一緒に撮る場合、
①はぬいぐるみが料理を美味しそうに眺めているシーンや、食べようとしてスプーンを持っているシーンを想像し、ぬいぐるみ主体の物語を考えて撮影します。そのため、画角や小道具の有無など、工夫が必要です。
②は、ぬいぐるみと料理を並べて、全体を一緒に撮るような写真で、フレーム内のすべてが主役となります。最近は、ぬいぐるみよりもアクスタ(アクリルスタンド)などと一緒に撮影している方も、SNSなどでよく見かけます。
私の場合、①を狙いつつも、結局は②のような写真になってしまうことが多いです。
■新木場 夢の島公園での撮影
■緑道
前置きが長くなりましたが、この日は新木場駅に9時頃到着しました。前述したとおり人のいない時間を狙って早く行っています。
まず夢の島公園の緑道を西のほうに歩きました。
ここは人もいなく、また舗装もされてない緑道なので、私の生活環境ではなかなか撮れなない空間でした。
緑道での写真は主に『ピアノちゃんの夏休み』をイメージして、①のようなイメージで撮影しています。
緑道やドングリ、切り株などが小道具として世界観を作ってくれました。
衣装は100均で買った、ぬいぐるみ用の麦わら帽子とバッグになります。
合間ではメルちゃんをバックから覗かせるような形で、②イメージの写真に撮っております。自立できなのはこうしてバッグから覗かせたり、背中にバッグを仕込んだりなどして、姿勢を整えます。
メルちゃんの白に毛並みが色飛んでしまうことがある、のちにハイライトの数値を調整しています。
■かもめ橋
その後は移動して本格的に公園のほうに向かい、かもめ橋というアーチ状の陸橋でも何枚か撮りました。
撮影する際には小道具として紙カップなどがあるとそれだけでおしゃれに撮れるという偏見があります。特に②の写真の際にあるととても便利ですので購入したかったのですが見つけられず、代用としていろはすを購入して写真にちょこちょこ入れております。
■船着き場
そのまま船着き場まで移動します。
海をバッグに撮影してますが、ぬいぐるみは被写体として小さいためか海の雰囲気が伝わらず、実力不足を感じます。
当初はここから植物園に行く予定でしたが、来場者が多く迷惑になるかなと思い、協力者がいないと難しいと判断して断念しました。
■CASICA-新木場カフェ-
最後に新木場駅周辺にあったカフェで撮影して終了です。
カフェとショップが併設されていてオープン11時くらいに伺ったのですがめちゃくちゃ混んでいる人気店でした。
今回の新木場での写真は以上です。
この100倍は撮っておりますが、なかなか納得できる写真というのは難しいです。それでも今回は環境に助けられました。
男がぬいぐるみを撮影する難しさを日々実感しつつ協力を得ながらこれからも撮影していこうと思いますので、
もしご興味ある方は是非やってみてください。