【二次創作】印刷代の値上げに備えろ!【副業で同人活動】
2022年も終わろうとしてますね。
みなさま今年はどんな1年だったでしょうか。
世間では国同士の争いがあったり急激な円安だったりと良くないニュースも多かったです。
物価の高騰も深刻になってきました。
さまざまな物が昨今値上がりしていますが、印刷代もまさにその渦中にあります。
この値上げは来年/再来年も続くのではないか?と予想しており、本を作るサークルとしては財布に厳しい状況です。
今回はこの印刷代金の値上げに備え、どの様な本にすれば印刷価格高騰に負けず本を作り続けられるかを考察した記事になります。
副業として同人活動を安心して続けていくため、一緒に考えていきましょう。
①安い印刷所/印刷プランを探す
すでに意識してる人も多いかもしれませんが、とにかく安い印刷所/印刷プランを探すことです。
あまりにも安すぎると表紙がぺらぺらだったり印刷具合に不満が出ることもありますが、基本は一度試しに自分の原稿で刷ってみることです。
主に漫画同人誌の場合ですが、他人の本を見ていて「これ印刷いまいち良くないな」と思うことがあります。
だから自分はその印刷所で刷るの止めておこうと思いがちなのですが、原稿データによって出る色味や濃さが変わるため一度自分自身で試してみることをお勧めします。
私YAYAは過去、人の本を読み「この印刷所、線が濃く出すぎて微妙だな」と感じたことがありましたが、いざ自分のデータをお願いしたところかなり綺麗に印刷されたことがあります。
しかも料金もお手頃でした。
印刷所との相性は存在します。
「この印刷所/印刷プランお得だな」とピンと感じたら一度は試しにそこで本を刷ってみるのが良いでしょう。
想像と違う仕上がりだったなら以降そこを避ければ良いだけです。
またサークル同士水面下では「あの人いつも○○っていう安い印刷所使ってるよね、結構売れてるはずなのに。儲けかなり出てるんじゃない?」と噂がたつこともしばしばあります。
嫌ですね。
けれど、安心してください。
他の炎上騒動と違い「安い印刷所/印刷プランを使っている」というだけでは表だった学級会にはなりません。
今まで1度も見たことありません。
この理由は「印刷所の悪口に直結してしまう」「他人の儲けを勝手に計算しディスるのは嫉妬が過ぎる」という考えがさすがに多いからだと考察します。
陰口が気になってしまう場合は異なる印刷所で安い印刷プランを複数目星をつけておき、ローテーションさせることで「最安値で常に刷ってるわけじゃないですよ」というスタンスをとっても良いかもしれません。
印刷代よりもプライベートでの嫉妬、トレパクやいじめ疑惑の方が何百倍も嫌われ叩かれます。
そういった方向で槍玉に上がらないよう心を砕いていきましょう。
また、印刷に関してよく議題になる「特殊紙」「特殊加工」ですが、追加料金になることが多いためお財布のことを考えたら省いた方が無難だと感じます。
読み手/買い手からすれば紙や印刷よりも肝心の内容である文章や絵の方が大事だからです。
特殊な印刷をしたからといって売上は伸びるはずもありません。
通常設定されてることの多いクリアPPだけで充分だと感じます。
ただし「今回の本はいつもよりも気合いが入ってる」「大好きな人にゲストに来てもらった」「生涯自分自身で持ち続けたいくらいの記念になる本を作った」等の思い入れがある場合は、特殊な印刷に手を出してももちろん良いと感じます。
コスパだけが全てではないので、その辺は臨機応変にいきましょう。
②分厚い本を目指す
何度も本を作ったことがある人ならば既に体感していることでしょう。
ページ数の多い本を作った方が粗利が大きくなります。
これは印刷代と本の値段が平行比例しないためです。
部数を多く刷ったりページ数が多い本はもちろんその分印刷代も上がりますが、それなりの数が出れば黒字部分の幅が広がります。
そのことから、小説サークルの方が分厚い本にしやすくページ数に関しては有利とも言えます。
ただし、不景気も相まって小説同人誌は漫画同人誌と比べ売れ難くなってきているとの話もよく聞きます。
配布数が下がり「もうオンライン更新だけでいいかな…」と悩んでるサークルが多いのも事実です。
この点は以下③で対処法を記述しますので良かったら参考にしてみて下さい。
漫画同人誌の場合でも分厚い本の方が粗利が多く、リターンが望めます。
そして漫画同人誌も小説同人誌同様、不景気の煽りを少なからず受けています。
完成度の低い本は買い手側が購入しなくなっている風潮を感じており、本の衝動買いはここ数年さらに減ってきている様子。
32~36ページ以下の薄い本をたくさん出す傾向があるサークルは今後さらに窮地に立たされることでしょう。
完成度とページ数は一概に比例するとは言えませんが、ページ数がある方が「気合い入ってるな」と感じさせることができます。
もちろんページ数だけあって中身の描きこみがスカスカな本だと「このサークルもういいや」と切られてしまうことが容易に想像できるので、手抜き原稿だけは避けましょう。
いかがだったでしょうか。
「印刷所を探すのはいいんだけど、分厚い本てなかなか作るまでが難しいんだよね…」
「分厚い本を作っても価格が高いといつもより売れないんじゃない?だって不景気なんでしょ?」
そう思ってしまった方に、以下有料ではありますが「高価格帯の本を売るためのコツ」肝になる2つの意識すべきポイントを記載していきます。
ここ数年の某ウイルスによるイベント自粛や、買い手のお財布の紐が硬くなってしまい配布数に悩んでいる方、参考にしてみてください。
以下有料③高価格帯の本を売るコツ
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