句読点と昨日、と思ったら一昨日か

少し、ひと段落ついたから、久しぶりにお気に入りのケーキ屋さんで過ごすことにした日曜日。

知らぬ間にモーニングを始めてたり、週末だけ夜遅くまでオープンしてたり、いろんな変化があれど、変わらずに存在してくれてる、私の大好きなケーキ屋さん。レジを打った店主は、いつも通り、裏へ戻っていく。人の出入りが少ないお店だから、ほとんど貸し切りで過ごせる。すごく好き。







今日は、いつも座るカウンター席に、中古の食器が並んで売られてた。ひとつ50円くらいで、10種類ほどの食器たち。

買う!どれにしようかな、少しずつ形が違うグラスの中から決めよう


んーーーーーーーー、シュッとしてるのも可愛いし、ブワンってカーブしてるのも可愛い、あ、意外と重たいんだ









ってなりながら“悩む”ってこういうことか、とふと思った。今、わたし、すごく悩んでる。目の前に並んだ色とりどりの、ひとつひとつの中から、どれかひとつ、を選びたくて、悩んでる。たのしい。自分で何かを決める、っていつでも楽しい。すごく楽しい。物の価値ってほんとに面白いなあ、とかも思いつつ。










私が私を信じなくてどうする、の時と、やっぱり、少しの疑いが、誠実さをうむ気がしてならないのと、無かったことにしない、自分を無視しない、という、自分自身と目を合わせる方法。

そうして地を這ってでも進んだ先に、あなたが居たら、もっと良いな、という、ひとつまみの期待。










・トマト缶      ひとつ
・顆粒コンソメ    小さじ2
・醤油        大さじ2
・ケチャップ     大さじ1
・ローリエ      1枚
・砂糖        大さじ1
・塩         ひとつまみ









最後の、塩ひとつまみ、が、スープを絶妙に甘くさせる
なんてやつだ
そのまま舐めたらしょっぱいのに















「おいしくなりますように」










密やかな祈りと、ただシンプルで可愛くない傲慢さを、ひとつまみに込めて。





















終わらせたくない、と口にしてしまったら
魔法は呪いに変わってしまう気がするけど

きみで傷つきたい、と口にしてしまったら
呪いは自由を手に入れるなんてきれいごと

少しも強くなんかないことを握り潰さない
ぼくが吐く息の拙い音をひとつの星にする

痛くて脆くて窮屈で、掬えないこころまで
頼りない言葉に仕舞っておいしくする魔法









終わらせたくない、ではなくて
終わってほしくない、だとして
この2つは、それぞれどういう特徴を持ってると思う?



















困ったな、また大好きな夜がくる











追記

「好きな人にとって、この世界を諦めきれない理由になりたい」って思った。そしたら、好きな人の永遠になれる気がして。そんな気がする、っていうのを、私はずっと続けていきたい。確かじゃない何かを、可能性といっしょに、やわらかく包んでいたいだけなのかな。まだよく分からないから、まだ食べないで取っておきます。

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