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かぐや姫の君に

チャンイーシンがかぐや姫みたいだと感じたのはこの土日にソウルで行われていたコンサートでのコメントを見てからだ。

「いつまで一緒にいれるかわからないけど、いる間は楽しく過ごしたい」

彼には''イスマン先生のような社長になりたい''という夢もあるし、異国である韓国でダンスと歌を続けトップアイドルになることも夢の一つだとは思うけれど、それがいつかわからないけれど彼は絶対に母国である中国に帰ると思うし、国に帰るということはEXOという立場では無くなるということでもあると思う。

地元である長沙で小さい頃からテレビに出ていたチャンイーシンという少年は韓国でLAYと名付けられてEXOという名前でデビューしアジアから注目をあびるアイドルになったけれどそれがいつまで続くかはわからない。明日にでもいなくなってしまうかもしれないし、5年後も10年後もEXOとしてみんなと笑いあっているかもしれない。だがそんな未来を保証するものはなにもない。

いつまでも一緒にいれるかわからないというレイの言葉に対してチェンは「僕たちは一生という言葉を使うのをやめたんです」と言ったが成人して間もない男の子たちが、一生一緒にいることができないことを悟ってしまったことが悲しいし辛い。

私は当時EXOに何があったかリアルタイムで追っていなかったからその当時のファンの心情も本人たちの心情も想像するしかできないけれど今命を削るように踊っているLAYがチャンイーシンとして中国に帰るのはもっと先であってほしいと願うけれどそれはたぶんファンのエゴだし本人は明日にでも帰りたいと内心思っていても言い出せないかもしれない。だけどもっともっとLAYのいるEXOが見ていたいからずっと一緒にいてください。

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