産後は全治2ヶ月の交通事故と同じ!
↑これ、聞いたことありますか?
私は妊婦になって初めて知りました。
ということは、多くの妊娠経験のない人(男女問わず)は知らない可能性が高いのでは、ということです。
そして、妊娠したての人や、もしかしたら妊娠経験のある人でも知らないかもしれない、この事実。
事実って言っても、比喩表現なので本当に2ヶ月なのかとかツッコミはなしなのですが。
妊娠したことない人でも分かるかもしれない表現として、使われています。
全治2ヶ月なんだから、色々休んで当たり前!という意味ですよね。
古代中国には「(坐)月子」というしきたりがあり(今も残っているみたいです)、これによると「産後1ヶ月は家事などをしてはいけない。赤ちゃんのお世話のみ」なんだそうです。
1ヶ月だけでなく、その後、40日、2ヶ月、100日まで、それぞれのルールがあるとのこと。
細かい産後ケアがあるのですね。
内容はここでは省きますが、ざっくり言うと、お母さんの産後の肥立に必要なことと、赤ちゃんの感染症対策を兼ねているように見受けられます。
産後1ヶ月は家事をしない、というのは、
まず、力仕事をしないこと。
これは出産で体力を使い果たしている可能性があるからですよね。
中国医学には、「体力」の素である「気」という概念があり、健康のためにはそれを大事にします。
産後、一見体力が回復しているように見えても、ベースである「気」はまだまだ標準よりも減ったままだったりします。
だから、1ヶ月は休みなさいよということです。
そして、水仕事をしないこと。
これは冷えないようにするためと、感染症対策です。現代日本で暮らしていると、水仕事をして感染することは想像できないですね。
でも、古代中国では普通にあり得ること。なので、水仕事だけでなく、入浴もなしだったみたいです。
同じようにはできないとしても、
本来それくらい休んでもいいんだってことを知って、ご家族やご両親や義理のご両親にも知ってもらって、少しでも環境を近づけたいものですね。
骨盤周りに全治2ヶ月の怪我したら、それくらい休んで当然と、みんな思うでしょう。
しっかり休ませてもらって、
しっかり食べて、
ちゃんと回復した状態で、その後の育児が続けられるように。
そのために1日でも早く、このことをご家族に伝えましょう。
「出産は全治2ヶ月の怪我と同じです!」
とは言え、本当に1ヶ月間家事をしないでいられるお母さんはマレな時代ですよね。
色んな動作を楽にできるようになれる、こちらのコツをおすすめしてます。
↓
コツ★トレ!
その場で何かがスッキリするわけじゃないんですが、
抱っこが楽に、お散歩が楽に、
できるようになりますよ。
お試しくださいね。