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「豊かさ」ってどこから来るの?3つの構成要素から考える(時間•心•お金)

「何か満たされない生活…。豊かさを感じながら暮らしたい…。」

こう感じている人は多いのではないでしょうか。巷ではニューノーマルな生活といった言葉が飛び交い、アフターコロナ、ポストコロナなど、新しい生活様式への移行が求められています。

人間は動物ですので、そもそも変化を嫌う生き物です。この急激な変化は誰にとっても多かれ少なかれストレスになっているはずです。そんな中で、なかなか豊かさは感じにくい環境と言えます。

ここ数日「幸福とはなんぞや?」という記事を作成していました。北欧諸国にそのヒントを探しました。日本の生活に取り入れる価値のある生活様式や文化などがあることがわかりました。

一方で、そもそも「豊かさ」ってどんな構成要素で感じるものなのか?とふと思いました。豊かさを形成している要素を探ってみます。

豊かさの構成要素

人それぞれ価値観は千差万別ですので、ひとつの考え方で全ての人をくくることはナンセンスですが、自分なりの理解を深めたいという思いでこの記事は書いています。お読みいただく方のヒントに少しでもなれると幸いです。

さて、「豊かさ」を広辞苑で調べると以下の記載があります。

【豊かさ】
 物が豊富で、心の満ち足りているさま。 財産がたくさんあるさま。

物、心、お金という3つの構成要素です。豊かさをお金で測る人は多いと思います。しかし、お金だけでは豊かさを測り切ることはできません。お金があっても幸せそうにしている人は意外と少ないのではないでしょうか。逆にお金などなくても日々笑って幸せそう暮らしている人もいます。先日、「億男」という映画を見て、お金について考えました。

お金だけでは真の豊かさは手に入れられません。宝くじに当選して不幸になったケースは多いです。そして、広辞苑に記載されている「心」は構成要素として理解できます。精神的なゆとりは豊かさには欠かせません。

一方で、個人的には「物」はそこまで重要ではないのではないかと思います。現代の価値観として「シェア」という言葉も広がっていく中で、物質的なモノの所有による価値や意味は一昔前から変わってきているのではないかと思います。「ミニマリスト」という言葉も定着しました。「less is more(少ないことは豊かなこと)」という言葉もあります。物を持つことが豊かさのマストの構成要素ではないように思います。

「物」以上に重要な概念が広辞苑に欠けていると思います。

豊かさの3つの構成要素

「物」よりも重要な概念。それは「時間」だと思います。時間はすべての人に平等に与えられたリソースと言えます。しかし、それを自由に使えるかどうかは人それぞれです。時間を自由に使えるかという「時間的余裕」は豊さを構成する大きな要素と言えます。

つまり豊かさの構成要素は以下の3つと考えます。

1.時間的余裕
2.精神的余裕
3.経済的余裕

そしてこれらの関係は以下の方程式で成り立っているのではないかと考えます。

豊かさ = 時間的余裕×精神的余裕×経済的余裕

経済的に余裕があっても、時間的余裕や精神的余裕がなければ豊かになりません。この方程式のミソは「掛算」になっているところです。つまり、いくら億単位のお金があっても、それを使う時間がなかったり、お金では買えない心の豊かさがゼロだと、合計ゼロになるということです。

逆に言うと経済的に余裕が少なくても、時間の持ち方や心の持ちようでいくらでも豊かさは感じられるということです。

そして経済的余裕は豊かさの一部ではありますが、「時間的余裕」と「精神的余裕」と比べると下位なのではないかと思います。世の中には経済的に恵まれなくても、その日その日を前向きに生きる人はいくらでもいます。

そう考えると私はこの3つの余裕の順位はこうではないかと思ってます。

時間的余裕 > 精神的余裕 > 経済的余裕

つまり、なによりも時間が大切なのではないかと思います。

時間的余裕はどう生み出すか?

堀江貴文氏の「時間革命」という書籍に、自分時間と他人時間という言葉が登場します。時間には2種類しかなく、「自分のための時間」と「他人のための時間」の2種類だということ。

「自分時間」とは、好きな仕事や趣味のこと。 一方「他人時間」とは、やらされている仕事や通勤、気を遣う飲み会などのこと。 「自分時間」を増やし、「他人時間」を減らすほど、人生の質は高くなると説きます。

「時間的余裕」を生むためには、正にこの「自分時間」の比率を高めるということに他ならないかと思います。「やらなければならない」というやらされ仕事の他人時間から解放され、自分のスケジュールのステアリングを握るということです。

他人時間で埋め尽くされた人生には「豊かさ」は感じにくいです。そして、「他人時間」を優先するということは「自分を軽視する」ということを意味します。自分の人生、主人公は自分です。他人を優先する人生は誰の人生を生きているのかが分からなくなります。時には「No!」と言って自分の時間をしっかり確保することが、時間的余裕を生み、ひいては日々の暮らしに豊かさを与えれくれます。


まとめ

「豊かさ」の構成要素は「時間的余裕」「精神的余裕」「経済的余裕」で構成されていると考えます。その中でも最も重要なのは「時間的余裕」。時間だけは誰にも平等に与えられた資源だからです。

だからこそ「他人時間」をなるべく減らし、「自分時間」を最優先する暮らしを心掛けましょう。時間の余裕は結果的に「精神的余裕」にもつながります。たとえ「経済的余裕」がそこまでなくても、「時間」と「精神」のゆとり次第で日々を豊かに生きることはできます。

改めて、今日の自分は「自分時間」を持てたのかを今一度振り返ってみましょう。「他人時間」を優先していたとしたら、明日からの時間の使い方を工夫し、変えていきましょう。

そして、日々の暮らしに「豊かさ」を感じれなかったとしたら、「時間」「心」「お金」どの余裕が満たされていないのかを考えてみましょう。そしてその余裕を手に入れるために、自分なりの工夫をしていくことが大切です。

漠然とした豊かさを待つのではなく、自分で自分をコントロールして意図的に豊かさを手に入れていきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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